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テーマ:DVD映画鑑賞(14218)
カテゴリ:映画な話
魔王 DVD-BOX 2 第13話「僕の名前はスンハです」 しかし―― 人より怖いものはありません 刑事と会う約束をしていたフリー記者が事故に遭い、 車で撥ねた運転手が青信号で発進したにも関わらず 何者かに追われてる様子で飛び出してきたと証言した ことで、事件の連続性を捜査する刑事たち。 ただの偶然なのか、それとも仕組まれたものだった のかを調べていく過程で、運転手に公衆電話から 何度も電話がかかっており、それを聞くとイタズラ 電話だと答える運転手を不審に思った刑事は、過去 にフリー記者と何か因縁がなかったか調べると、記事 を書かれていた人物であることが判明。 一方弁護士は、図書館司書から晩御飯に招待されて、 一緒に食事をしていると家族で食べた食事のことを 思い出して外に飛び出し、それを追いかけた図書館 司書が見たのは弁護士の頬を伝う一筋の涙でした。 というような今回のストーリーは前回が「動」の展開 だっただけに、どちらかと言えば「静」の物語という 印象を受けてしまいましたが、その中でも暗躍する 刑事の父親とその手下や社長秘書を恐喝する問題児の 親友にとうとうキレる社長秘書など、今後の布石と なるべきポイントがいくつもありました。 その中でも一番のクライマックスは何と言っても 弁護士の幸せだった頃の食事風景の回想で、思わず そのシーンを思い出した弁護士が流した涙という のはとても美しい場面でした。 人はどんな弾みで過去のことを思い出すかは、その人 それぞれだと思うのですが、家族で食べた何気ない 食事風景が弁護士にとってかけがえのない大事な記憶 だったというのは、これまで完璧に見えた弁護士が 僕らみたいな普通の人間に感じることが出来た瞬間 であったと思います。 韓国ドラマ「魔王」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.15 17:35:14
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