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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
魔王 DVD-BOX 2 第16話「不信と裏切りが、友達を地獄の門へと導く」 あの子は 誰よりも優しくて つらくて厳しい状況の中で 屈せずに生きてきました 前回から一転し、物語が終盤に近づいたためか、よう やく刑事にも真犯人が誰であるのか、妙な連想ゲーム で薄々気付くのでした、って、絶対にあの人の名前を 挙げていく連想ゲームで気付くのはいくら何でも出来 すぎのような気がするのですが。 そして刑事の友達たちにとうとう死を予告するタロット カードが届くのですが、それを阻止しようとする刑事と 弁護士の暗躍によって埋められた関係者の疑心暗鬼の 種は、そんな刑事の思いとは裏腹に弁護士の目論見通り に事は運んでしまうのでした。 今回、ようやく刑事にも見えた真犯人である弁護士と 直接会話をして対峙しようとするのですが、どうも 刑事の言う言葉にはあまり重みがないような気がします。 というか、自分が過去に何をしたのかは棚に上げながら 復讐に興じる弁護士を非難するのは、確かに説得力が ないかなと。 自分が犯した罪は 許されたいくせに 他人には 正当さを望むのは 筋が通らない と弁護士が刑事に語るのですが、まさしくその通りに しか思えず、冒頭の弁護士の姉の言葉のように、弁護士 は12年前の事件の後に1人で生き抜いてきたことを 思えば、父親に守られて何も失くすものがなかった 刑事の言葉は、中身がないものに思えて仕方なかった です、かと言って弁護士のやってることを肯定するわけ でもないのですが。 今回面白かったのが、弁護士が言うところのたまたま 立ち寄っただけの図書館で、図書館司書に会ったとき の表情が、弁護士の素の表情をきっちりと表現していた ことです。。 図書館司書と2人で歩いているときは、どこにでもいる ような若者の表情をしていたのに、刑事が目の前に現れる といつもの鉄仮面のような表情に一変したのは、弁護士 の心情をまざまざと物語っているものではないかに見え、 巧みな演出だなぁと思いました。 韓国ドラマ「魔王」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.28 17:35:18
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