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マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー 人は、ひとりじゃ飛べない。……飛んじゃ いけない。それがわかったから……。 銀河をひとつの知性によって支配しようともくろむ グレイスの野望が、全人類とバジュラを戦いへと 巻き込んだ。囚われのランカは悲しみに沈み、死を 目前にしたシェリルは決意のステージに立つ。 かけがえのない仲間を失ったアルトは、さまざまな 思いを胸に最終決戦へと出撃するが――。人類を待つ 未来は、そして彼らの恋のゆくえは? 前巻に引き続き、映画化も決まった「マクロスフロ ンティア」の小説版である最終巻を読んだわけなの ですが、これまでの巻と違いとても感想の難しいもの だと思います。というのも、最終決戦に向けての顛末が この最終巻にすべて集約されていたと思うのですが、 残念なことに前巻までほどの盛り上がるシーンという のがあまりなかったような。 熱いシーンどころかおアツイシーンもなく、ただ2人の 歌姫に導かれて戦うところは良かったのですが、これ までに登場したマクロスシリーズの面々たちも交えて の最終決戦という構図は、知ってたら燃える展開なの かもしれませんが、全く知らない僕としては誰?って 感じでしてあまり受け付けれなかったような気がします。 これまではこのフロンティアの世界の人物たちを必要 以上に書き込んでいたので楽しめましたが、最終巻に なってマクロスの世界観の描写のほうが目立ってしまい、 どうにもこの世界の話が書き込まれていなかった上に ラストが曖昧なままで終わったのがちょっと残念でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.22 16:26:06
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