灰色の空のむこうには…

僕はよくインターネットで新聞の記事などを見て情報
収集したりしてますが、ちょっとびっくりした記事を
見つけました。


グランツーリスモ5優勝者、欧州GT4選手権3位入賞


いやはや、この記事を読むとただただ驚かされるばかり
です。

プレイステーション３のゲームである『グランツーリスモ
５プロローグ』を使って『ＧＴアカデミー』なる世界選手
権が開催されていたというのも初耳だったのですが、その
成績上位者に対して実際のレースに参加する権利が与え
られたというのもまたすごいです。

しかもこのレースに参加するために４ヶ月の猛特訓をした
そうなのですが、そこで才能を開花させてデビュー２戦目
にしてＧＴ４欧州選手権で３位入賞とは素晴らしいものが
あると思います。


確かに最近のゲームは、昔みたいにたかがゲームという
ものではなく本格的なものがありますが、それを利用して
新たな才能を発掘しようという試みは、現代社会にマッチ
するものではないでしょうか。

この結果を見て、プロの人たちがふがいないと思う人も
いるかもしれませんが、僕の中ではプロの人たちよりも
この健闘したゲーマーの人の努力と才能、そしてそんな
人にチャンスを与えた関係者の人たちの企画を実現させた
冒険心を評価したいです。

まさにアメリカン・ドリームならぬゲーマー・ドリームを
現実のものにした話ですが、人間誰しも何かは得意なもの
があって、たとえそれが現実世界に役に立つものかわから
ないものであっても、こうして１つの夢を実現させた例を
見せられると何か勇気付けられるものがありますね。


僕はあんまりゲームはしないのですが、こうして見ると
ゲームが何か現実世界で役に立たないものかなと思って
しまいます。

そうだ！どうせするなら恋愛ゲームをマスターすれば
ひょっとしたら現実世界でも彼女が出来たりするかも？

う～ん、でも聞いたところによると恋愛ゲームにはまず
フラグ立てが必要だし、パラメーターとかあったりして
そんなの現実世界にないから役に立つのか微妙なところ
だったり。

それよりももっと難しいのはどこかに行ったら誰かに会う
っていう遭遇率なんですが、現実世界でふらっとどこかに
出かけても、そうそう誰かに出会う確率ってほとんどない
ような。


事実は小説よりも奇なりとは言いますが、さすがに恋愛
ゲームを現実世界に反映させるのはちょっと無理がある
かな？なんて妄想をしてる時点で既にアウトのような気
がしないでもないんですが…。