灰色の空のむこうには…

僕は毎朝おけいはんの京橋駅にあるコンビニでたばこ
を買っています。

たばこだったら別に京橋まで行かなくても地元駅にも
あるだろうと思われるかもしれませんが、僕の吸ってる
たばこの「ラークＸ」というのはそんなにメジャーな
ものではないみたいで、同じ系列のコンビニながら僕
の地元駅には置いてないのです。


ちなみにこの同じ系列のコンビニと書きましたが、この
コンビニというのはおけいはんが直営でやってる駅の
中にあるコンビニのことでキオスクとは違う形態のもの
だったりします。

キオスクだったらぱぱっと計算してお金を払うシステム
なのですが、さすがにコンビニだけあってレジで計上
してから支払いをするというシステムは朝のラッシュ時
の忙しいときなんか、いちいちレジを通していると行列
が出来てしまうものです。

で、この京橋のコンビニもその例外ではないのですが、
そんな行列緩和のために朝のラッシュ時には１つのレジ
につき２名の店員さんがいまして、１人がお金の受け取り
をやってもう１人が次のお客さんの商品を受け取るという
ように段取り良く回しているせいか、２つしかレジがない
にも関わらずさくさく会計が進むので重宝しています。

ちょうど地下鉄に乗り換えするところにもコンビニはある
のですが、そっちは従来通り１つのレジに対して１人が
処理するので行列が並んでいるとなかなか会計が進まない
ので、こういうコンビニがあるのはありがたいものです。


で、今日もいつものようにちょっと列が並んでいたのです
が、まぁすぐ順番が回ってくるだろうと思って待っています
と、ようやく僕の番になったのですがなぜか僕の前にお弁当
を買った人がごそごそとなかなか会計が終わらない人がいま
した。

さすがに２人がかりでレジをやっていても、次の商品を通す
には前の会計が終わってないと出来るわけもなく、レジとは
別のもう１人の人も次の僕に声をかけようかどうしようかと
前の人の様子を伺っていたのですが、その女性が僕の顔を
見るなり後ろにあるたばこの棚に手を伸ばしてこれですよね、
といつも買うたばこを取ってくれました。

いつもは僕の買うたばこの番号を言ってから会計をするの
ですが、こんな忙しい中で次々と処理をしていくのでまさか
お客さんの顔なんて覚えてないだろうと思っていたのですが、
声をかける前に出てきたのには思わずびっくりしてありがとう
ございます、なんて言ってしまいました。


おかげでなぜか前の人が会計を終わる前に、たばこの番号を
選ぶこともなく僕の会計が終わったわけなのですが、さすがに
顔パスっていうのは早く会計が終わるのでいいものですよね。

なんだかちょっとそこのコンビニが身近なものに感じることが
出来たのですが、ガッキーのコンビニももっとお近づきになり
たいので早く顔パスにならないものかなぁと願うばかりです。