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カテゴリ:本の話題
女帝・龍凰院麟音の初恋3 お互いが信じ合って自然とバランスがとれる ようになることが、『息を合わせる』って コトじゃないかなーとか、思うんですよ ぎこちなくもお試し期間の恋人ごっこを続ける月見里 悠太と麟音。 そんな二人の前に現れた少年の名は「天王寺翔」。 顔も名前も文武両道な万能ぶりも、麟音の書いたライト ノベル《かれむちょ》の主人公「カケル」にそっくり な彼は、麟音の元婚約者だという。 命を助けられ翔に好意を抱いてゆく麟音はさておき、 おっぱい大好きジョルジュ師匠の名にかけておっぱい 勝負を挑んだ悠太は、意外な弱点を看破され…。本当 にこのまま悠太と麟音は別れてしまうのか?! あまり待たされた感じはしなかったのですが、気付けば 前巻から半年ぶりにようやく発売された本巻では、悠太 と麟音のもとに新たな刺客というべきか、翔という麟音 を狙う麟音の元婚約者が現れて悠太と恋のバトルを繰り 広げたのですが、暑苦しい展開がまったくないこの物語 では悠太と翔の数々の戦いはキレイさっぱり省略されて いまして、本来のヒロインである麟音よりもサブヒロイン でしかない生徒会長である美麗のほうに見せ場がいくつ もあって、なかなか面白かったです。結論として翔は 完膚なきまでに叩き潰されたわけですが、悠太と麟音の 関係よりも悠太と美麗の関係のほうが深まったような 感があり、これからもさらなる混沌模様を呈するであろう 人間関係に、以後の展開がとても楽しみです。 ところで、この小説の作者である風見周氏は同じ作家 仲間の方から「俺はなんでも知っている。」と紹介された と自身のブログで語られていましたが、その中にあった GIGAZINEのヘッドラインニュースに拾われていたという 話、本当かなと思って調べてみましたら事実でした。 僕も人のことは言えないかもしれませんが、ご愁傷 さまです…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.30 23:47:16
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