灰色の空のむこうには…

今日は仕事で上司と同行して店回りをしていまして、
僕が２年ほど前まで担当していた上司の店にたまたま
行くことになりました。

そのお店は僕が担当していた頃と比べると半分くらい
の人が入れ替わってしまい、ちょっとアウェーな気分
になったりしましたが、それでも店の古株な人たちは
そのまま残っていましたので僕が久しぶりに顔を出す
といろいろ絡まれてしまいました。


その中でも一番絡んできたのが女性の担当者で、僕を
見つけるとおもむろにつかつかと美容コーナーに行って
これとこれのどっちがいいの？と聞いてきました。

そのどちらもうちの商品でしたので、これってひょっと
して個人的に勉強会かその担当者が買うのかな？と思い
ながら本音でこっちのほうがお買い得だということを
説明しますと、終わってから納得したのか一言。


じゃあ、誕生日プレゼントにこれ買って♪


いや、それを言われたときには思わず目が点になって
しまいました。

確かに僕が担当していたときも何度か誕生日プレゼント
をねだられ、１度だけその強引な熱意に負けてしまい
買ったことがあるのですが、今日チョイスしたのはその
ときの商品よりも値段が約２倍。

って、ハレー彗星のように突然現れた僕にそんな要望を
するとは、あまりにも恐ろしすぎるような。


聞くとタイミングよく誕生日は来月だということなので、
まぁ詳しくは来月ということでと言葉を濁しておきました
が、店の男性陣も同じようにねだられているのか、僕を
遠巻きに見ていて近づいてこないし。

とりあえずそれはそれということで仕事をさくさくっと
しまして店を出たのですが、たまたまお店に持っていく
約束をしたのを持っていき忘れたため駐車場を出てから
上司は車に待機して僕が荷物を届けにいくと、出たとき
にはお店はガラガラだったのに、みんながみんな接客を
していたため、その女性の担当者にアイコントでここに
置いておくとサインを送ると…。

接客の合間の調べ物をレジでするタイミングでつかつか
と僕に寄ってきて、プレゼント待ってるからと言って
またお客さんのところに返って行きました。

って、そこまでプレッシャーをかけなくても…。