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灰色の空のむこうには…

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2009.06.25
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カテゴリ:本の話題

秀吉の枷 上巻


半兵衛には見えまする。彼の人がいつか転ば
れるお姿が……もし、いつまでも転ばぬよう
なら、拙者、六道輪廻をのたうちまわり、揚げ
句は地獄に堕ちるは必定なれば、必ず閻魔に
願い出て、早々に彼の人を地獄に引きずり込み
ましょうぞ。



「殿は、いつまでもあの『覇王』の手先であってはなり
ませぬ」。死を目前にした軍師・竹中半兵衛は、病床で
秀吉に四つの忠言と秘策を授けた。天正七年(一五七九)
六月、蜂須賀小六、前野小右衛門ら播州から駆けつけた
異能集団“山の民”を伴い、秀吉は密かに天下取りに
動き出す。

前作「信長の棺」の続編として、小説化の発売をずっと
楽しみにしていたのですが、その期待を裏切らないもの
でした。僕は歴史好きですが、どちらかというと戦国
時代には疎く、歴史上の流れは知っていても細々とした
ところまでは詳しくないため、こうしてリアルタイムな
出来事をまさに見てきたような流れで語られたり、表面
からではわからない等身大の秀吉の思考をありありと
描いている本作ではこれまでの秀吉という人物を覆す
ような意外な発見がありました。

物語も数年後の出来事を描いた前作を踏まえて作られて
いるので、その頃の考察を秀吉側の視点から見るという
面白い構成もさることながら、なにより初っ端の半兵衛
と秀吉の関係がとても印象的でした。まさに当人たちを
目の前に描写しているのではないかというほどリアルな
やり取りには圧倒されるものがありました。





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Last updated  2009.06.25 22:22:48
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