灰色の空のむこうには…

今日は仕事で先輩と店回りの同行をしてきました。

ちょうど昨日・一昨日の土日で先輩のお店ではイベ
ントをしてまして、その持ち込んだものの引き上げ
があったのと、僕の店で手間のかかる作業があった
ため、店の方角が一緒ということで２人で行ったほう
が早いだろうと同行することに。


先輩のお店は超大型店で、いろいろな決まりがある
ため、撤収と言っても売り場から直接駐車場まで
持ち運べたらすごい楽なのですが、売り場というか
店舗スペースの上にある駐車場へは売り場のエレ
ベーターから直接行っていけない決まりになっており、
一度社員通用口から外に出てさらには地下駐輪場から
５階より上にある駐車場に行かなくてはいかないこと
になっています。

まぁ、お店の決まりなので僕らはそれに従わなくては
いけないので、面倒だなぁと思いながらも引き上げる
ものを台車に載せてがらがらと１階から外に出て地下
駐輪場まで運んでいました。

引き上げるものの量は台車１台分とはいえ、かなり
バランスの悪い積み方にならざるをえない大きな什器
があったので、前と後ろを僕と先輩で押さえながら
運んでいたわけですが、１階から地下駐輪場に降りる
スロープを注意しながら運んでいるときに、思わず
反応出来なかった事態に遭遇しました。


ちょうど僕たちがスロープのところをごろごろとして
いますと、入り口のほうより自転車が来たので、場所
塞ぎをする台車を横によけて通り過ぎるのを待とうと
すると、下のほうから台車を押さえている僕の足元で
がさごそと何かが滑る音がしました。

と、それを見るとイベントで配っていた景品の温泉の
素で、１つ２つ滑り落ちたなぁと思いながらも自転車
が通るまでは台車を支えてる手を離すわけにもいかない
ので見守っていると、いつしかその滑り落ちている
温泉の素はがさがさっと雪崩れのように豪快に滑り
落ちたじゃないですか！

その数は３０個くらいあり、スロープ内に散らばって
しまい、余計に場所塞ぎをしてしまったのですが、
面白かったのはそれを見ていた僕と先輩の行動。

２人とも唖然としてしまって、次々と滑り落ちる温泉
の素を声も出せずに見守っていたことです。


どうやら運んでいる途中に重みで景品を入れていた
ダンボールが破れて穴が開いたところからがさごそと
出てきたみたいなのでしたが、普通はそういうのを見る
とすぐに反応して被害が広がらないようにするのに、僕
も先輩も反応出来ずに見守っていたのは、後から考える
ととても面白い光景だったと思います。

僕もですが先輩にも後で聞くとあそこまでとっちらかる
とは思わなかったみたいで、まさかなぁと思いながらも
あれよあれよという間の出来事だったので反応出来なかった
みたいでしたが、今日１日の中で一番ヒットだった出来事
でした。