灰色の空のむこうには…

今日は宝塚のほうにある、僕の担当しているお店へ
応援でして、電車でおっちらと向かいました。


僕の家からそのお店に行こうとすれば、おけいはん
を使って京橋駅まで出てから、ＪＲに乗り換えて
大阪駅に到着し、そこから阪急線に乗るというルート
になりまして、普通応援に行くときはいつも通勤する
時間より遅くに出発するのですが、普段は応援に行く
ことがないお店な上、今日がリニューアルオープン
ということで早めに朝礼をするため普段と同じ時間
に出発。

直行のありがたさはゆっくり家を出ることができる
ものなのに、あんまりありがたくないなぁと思いつつ、
ＪＲで大阪駅に到着したときいつもなら御堂筋口を
出て高架を通って阪急に行くのですが、僕の記憶では
今は駅構内の改装工事のため高架がぐねぐねと階段を
上る距離が増えているため、阪急百貨店側の信号を
渡って行こうと、普段通らない方で乗り換えをしよう
としました。


駅の改札を出たとき、ちょうど信号が青だったので
まだ間に合うのかなと思ったのですが、僕が走って
信号に向かおうとしたときに点滅したため諦めて次に
青になったときにしようということで、信号のすぐ
そばにあるコンビニに立ち寄って出てきたとき、どこ
かで見覚えのある人とばったりと会いました。

向こうも僕のことが見覚えがあるらしく、おーっと
いう感じで話すことになったのですが、そのばったり
会った人というのが５年前くらいに会社を辞めた先輩
で、辞められて以来初めて会ったのですが、意外と
覚えていることにびっくりでした。

先輩はいまは梅田にあるジムのインストラクターを
されてるそうで、ちょうど夜勤明けで映画でも見て
帰ろうとしたときに僕に会ったということで、まさか
この広い大阪でこんなところでばったり会うとは
驚きでしたね。

さらに驚きだったのが、その先輩は少し前に難波でも
僕を見かけていたそうで、たまたま僕はそのとき会社
の先輩と歩いていて、その先輩もお連れさんがいた
そうなので声はかけなかったとおっしゃってましたが、
そんな滅多に行かないところで目撃されてるとは、
悪いことって出来ないものですね。


思わず１０分くらい話し込んだのですが、先輩は会社
を辞められた後に勤めていたところも体力的な問題
から転職されて今のところにいるそうなのですが、ここ
も経営的に厳しいらしく今度は手に職をつけるために
資格を取ってまた就職活動をするとか。

いまだに同じ会社にいて、しかも職を変えたことのない
僕にとっては転職なんて未知の世界で、このご時勢に
そのバイタリティはすごいものだなぁと感心してしまった
のですが、別れ際に先輩に言われた言葉がとても印象に
残りました。


「転職なんて、意外と簡単なものっすよ」