|
カテゴリ:映画な話
ザ・マジックアワー スペシャル・エディション こんな役をやりたかったんだよ でも誰も、オレにやらせようと しなかった 声をかけてくれて感謝している ありがとう 港町・守加護(すかご)。街を牛耳るギャングのボス・ 天塩の愛人・マリに手を出してしまった手下のホテル 支配人・備後。はたして天塩に捕まり絶体絶命となって しまう。助かる唯一の条件として天塩が示したのは、 5日以内に幻の殺し屋“デラ富樫”を連れてくること。 条件を飲んだ備後だったが、そう簡単に見つかるわけも なく、最後の非常手段としてニセモノを用意することに。 そこで備後は、映画監督になりすまして無名の俳優・村田 大樹を雇うと、映画の撮影と称して彼に殺し屋“デラ富樫” を演じさせ、天塩の前に差し出すのだった…。 言わずとしれた三谷幸喜監督のコメディ映画の本作ですが、 やはり随所に見られる笑いのポイントやちょっとほろっと させられるシーン、ムダに豪華すぎるキャスティングなど 見所はたくさんあって、とても面白く見ることが出来ました。 劇中でも登場人物が言ってましたが、まさに映画だよという シーンの連続に、どんどんとドツボにはまっていく俳優の 姿は、見る手はネタがわかっているだけにどのように物語が 展開していくのかハラハラしながら見れるので、とても よく出来たものだと思います。 それにしても三谷作品に共通して言えることですが、どの キャラクターにも作り手である脚本の愛情が込められて いるところが随所に見受けられ、痛快に見終えることが 出来たのはさすがだなと思います。そして、僕らが垣間 見ることの出来る無名の俳優の映画にかける情熱やそれを 支える舞台裏の人たちの姿など、こういう作品だからこそ 描くことの出来る人たちを見ることで1本の映画を作る のにこれだけの人たちの力が必要なんだと改めて感じる ことが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.04 22:19:51
コメント(0) | コメントを書く
[映画な話] カテゴリの最新記事
|