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カテゴリ:映画な話
憑神 ただひとつだけ、人には出来てお前たち 神には出来ぬことがある 志のために死ぬことだ 時は幕末。代々将軍の影武者を務めてきた由緒ある 家柄の次男として生まれた別所彦四郎。下級武士 ながら文武両道に優れ将来を嘱望されていたが、 ある事件をきっかけに婿養子に行った先から離縁 され、兄夫婦のもとで肩身の狭い日々を過ごす羽目 に。そんな彼はある日、昌平坂学問所のライバルで 今では軍艦頭取に出世した榎本武揚と再会する。 実は、彼が成り上がったのは、向島の“三囲稲荷” にお参りしたお陰である、と耳にする彦四郎。 そのあと酔って転げ落ちた土手のふもとに“三巡 稲荷”を発見した彦四郎は、思わずお祈りする のだった。しかし、そこは災いの神を呼び寄せる “みめぐり”違いのお稲荷様で、彦四郎は貧乏神 と疫病神そして死神にまで取り憑かれてしまう…。 祈願成就のために神様にお祈りしたにも関わらず、 やってきたのはマイナス面を担当する3人?の 神様たちに取り憑かれるという浅田次郎氏原作の 映画化。それぞれの神様ごとのエピソード仕立て になっているのですが、前半2人まではコメディ らしく面白かったのですが、最後の死神のエピ ソードは時代設定が幕末ということもあってその 時代に掛け合わせたものなのでしょうが、少し オチが微妙なところがありこれまでのせっかくの 流れがウヤムヤになった印象がありました。 一番印象的だったのは、本作のストーリーでは なく主題歌の「御利益」という歌だったのが 何ともコメントしづらいものがあるのですが、 この歌は一度聞いてしまうとなかなか頭から離れ ない奇妙な魅力に溢れている歌なので、ぜひとも 一度は聞いていただきたいです。 米米クラブ「御利益」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.07 20:15:36
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