灰色の空のむこうには…

最近、物忘れがとてもひどくなった気がします…。


今日から１１月でまた新しく月が始まるということも
あり、ついでに休み明けということもあって気分一新
がんばろーっという気持ちで、朝から営業の店回りを
する準備をしていました。

うちの会社の営業は、たいてい１階の業務前のカウン
ターに荷物を置いて駐車場に停めている社用車を動か
した後に、その日に仕事で使う荷物を積んでから業務
の横にある当日の店回り予定を書く行動予定表とある
大きなホワイトボードに行き先を記入して、カウンター
にある荷物を持って出発します。

僕もたいていそういう段取りで店回りに行く前は行動
しているので、カウンターに荷物を置いて準備をして
から、さくっと店回りに行こうと予定表に今日巡回
する予定の店を書いていざ出て行こうとすると、なぜか
僕のかばんと画板がない…。


おかしいなぁ～、誰か間違えて持っていったのかな？
と思いつつも、人のかばんなんて持った時点ですぐ
気付くはずだし、ましてや画板なんて一番上のプリント
を見れば自分のじゃなかったらすぐ気付きそうなもの
ですから、おそらく僕は自分でカウンターに置いた
つもりになっていたはずが、どこかに無意識で違う
ところに置いたのだろうと思いながら、社内をうろうろ
と探し回り、あげくの果てには自分の座席にまで戻って
確認したけど、やっぱり見つからない。

本気で誰か持って行ったのかな？といい加減に焦る
気持ちになりながら、業務にいるカブトムシ先輩に
どこかに隠しましたか？とやかりながら、当然のこと
ながらカブトムシ先輩が知ってるわけもないので
諦めて自分の車の車内を探してみると、荷台のところ
でかばんと画板を発見。

僕はたいてい画板は助手席に、かばんは助手席の足元に
置いているのですが、自分で無意識のうちに車に運んで
いたみたいで適当に荷台に放置し、しかもなんじゃかじゃ
と荷台を整理しながら用意をしている途中で他の先輩に
呼ばれたときに準備の段取りが終わるまで待ってもらい、
そのまま先輩の用事を済ませたために、かばんと画板を
念のために確認したときも所定の位置になかったために
やっぱり車内にはないわと思って社内を探していたと
いうオチ。


そりゃ、しゃーないわ、当然社内にはないわなぁ～と思い
つつも、先ほどカブトムシ先輩にやかったのを反省して
申し訳ないです～と侘びのメールはしたのですが、いや
はやここ最近急激に自分の行動も含めて忘れることが多い
ような気がして、かなりへこんでしまいます。

これまでもちょくちょくど忘れやもの忘れがあったりは
しましたが、ここまではっきり自覚するようなひどさは
なかっただけに笑えるどころか、若干自分でひいていた
くらいですから。

ついでに言いますと、僕が店回りから帰って来たときに、
カブトムシ先輩から物忘れのひどい人と声をかけられて
しまったわけですが、素直に認めるのが悔しかった僕は、
思わずボケボケなだけですぅ～と言うと、その会話を
聞いていた業務の隣に席があるサービス課の責任者の
上司にぶほっと吹き出しながら一緒やんと突っ込まれて
しまいました。


ごもっともです…。