|
テーマ:心のままに独り言(8844)
カテゴリ:行って来ました
先月の安土城に引き続き、しまずんばプレゼンツである
毎月1つの城に行くぞ企画の第2弾で姫路城に行って 来ました。 そもそも今回姫路城を選んだ訳というのは、たまたま ネットのニュースで姫路城大天守保存修理事業が平成 22年の春から行われるという記事を見かけたから。 その保存修理事業はなんと平成26年まで続けられ、 しかも期間中は大天守はすっぽりと作業用足場やらで 覆われるということで、これは何としても外観がまだ 見れるうちに行かねばということで。 まぁ春からだからまだ少し猶予はあるのですが、12 月から2月までだったらとても寒いし、3月とかなら 駆け込み間際と花見の人でごった返すだろうから、 ちょうど今ならそんなに混まないタイミングで見れる のではと、大人買い先輩と乙女先輩と見に行きました。 今回から一応予備知識を知っておくためにもしおりを 作成したのですが、あまりに字が多すぎたため勉強会 の資料みたいで不評だったみたいですが、とりあえず 11時くらいに大阪駅に集合し、JRの新快速で姫路 まで行くことに。 城めぐりとは別に僕がもうひとつ制覇したいと思って いたのがご当地名産を食べるということで、下調べを したらアナゴが姫路は有名ということで、合流して さっそく今日のお昼御飯はアナゴにしましょう♪と 言うとそれはいいなぁと言うことになったのですが、 ならどこで食べる?となってそこまで下調べはして なかった僕…。 実際は一応お店とかもチェックしたのですが、どこも 姫路城のそばにお店があるみたいだったので、適当に 歩いてたら行けるかなと思っていたのですが、どうも そんな出たとこ勝負なチョイスは許されなかったみたい で、結局電車の中で携帯でどこで食べるかを必死で 探すハメになってしまいました。 大阪駅から1時間ちょっとで姫路に到着し、ちょうど お昼時だったのでさっそくお昼御飯にしようという ことになり、何とか携帯で候補を見つけたのでそこに 行こうとすると、さすがは姫路だけあって駅構内に 観光案内センターみたいのがありそこでいろいろと ガイドマップをもらうことに。 いくつも役立つようなガイドがあったのですが、その 中におもてなしご膳というものがあってそこに姫路城下 でのおすすめのお店を紹介してくれてるところがあり まして、それを眺めていますと1軒これは!という のがあり、携帯で調べた店はさておきそこを目指す ことに。 そのお店が千姫茶屋という、いかにも姫路っぽいお店 の名前でどんな建物なのか期待していくと、よくある スーパーの中に間借りしてぽつんとしたお店で、隣は オムライス屋さんとかが並んでいたのでびっくりして しまいました。 本当にここで大丈夫かな?と思いつつも中に入って メニューを見るとガイドマップにあったおもてなし ご膳はどこにも見つからなかったのでこわごわガイドを 見せながらこれをお願いしますと頼むと、あっさりと 注文出来ました。 で、出てきた料理が上の写真で、このボリュームと左 に小さくある地酒の飲み比べ、さらにアナゴ天丼に姫路 おでんににゅうめんとこれだけ揃って1500円と大変 リーズナブルな値段。 いやはや、お店は見かけだけで判断してはいけないなと いうもので、さらにはこの天丼がすさまじくおいしい ものだったのには驚かされました。 何と言おうか、アナゴの天ぷらを食べているのにすごい 甘い味がして、最初はさつまいもの天ぷらを食べている のかと思ったくらいです。 こんなにおいしい御飯を食べることが出来ただけでも もう満足だったのですが、いよいよ腹ごしらえも終わった ので姫路城を目指すことに。 大手前を通ってそろそろ姫路城かなというところに近づく といきなりこの写真の景色が目の前に広がり、テンション がMAXまで上がってしまいました。 いやはや、さすが世界遺産なだけあって、そのがっしりと した風格は格別のものがあり、大阪に住むだけあってこれ までお城と言えば大坂城としか思っていなかった認識が どれほどまだまだ甘かったなと思わざるを得ませんでした。 姫路城に入り、いろいろと思ったことはあるのですが、 一番感じたのは行った時期が良かったなぁということです。 とにかく紅葉がとてもキレイすぎで、まさに絵に出てきそう な色合いをした真っ赤な紅葉は見ていて飽きることがない ものでした。 それにしても姫路城というのはとても面白いお城で、天守 が4つある連立天守というものなのだそうですが、大手門 を通って広大な敷地内を通っているとその姿をさまざまに 変えてくれる天守はとても美しいと思いました。 城の作り方にも工夫がほどこされていまして、入り口とも 言える菱の門を通るとすぐそこに天守が見えているにも 関わらず、迷路のようにうねうねと城内を歩くことになる のですが、どこからでも見える天守のさまざまな角度から 見る美しい姿はなかなか奥が深かったです。 コースとしては菱の門から百間廊下を通り、化粧櫓から はの門へと歩き、それからにの門、ほの門を通って備前丸 へと向かい、そこから大天守の中に入りました。 大天守の中は日中にも関わらずとても暗く、流し台や厠が あったりしたのですがとても明かりなしでは見えにくく、 他にも武者隠しなどのトラップなどがあったりしてとても 見応えがあったのですが、やはり大天守の最上階である 6階からの景色が一番良かったかなと。 最上階にある宮本武蔵の妖怪退治伝説に出てくる刑部神社 にお参りしてから、腹切丸を通りお菊井戸に行きました。 このお菊井戸とはあの皿屋敷の怪談で有名なお菊が投げ 入れられたという伝説のある井戸です。 ちなみにこの写真のどこかに大人買い先輩と乙女先輩が ちらっと写っているのですが…。 そうして扇の勾配を眺めて、楽しかった姫路城のお城めぐり も終わってしまい、時刻は夕方の16時過ぎになったので どうしようかということになったのですが、せっかくここ まで来たのだからと姫路城の隣にある好古園に行くことに。 ここは姫路城の西屋敷跡を庭園にしたもので、僕の中では 日本庭園といえば枯山水をイメージしていたのですが、 どうも入園入り口でどんな感じかと眺めていますと普通の 庭園っぽかったのですが、中に入ってみていい意味で予想 を裏切られる素晴らしい庭園でした。 中に入ってすぐ僕らを出迎えてくれたのがこの紅葉で、その 美しさといったら携帯カメラではとても伝えきれないくらい の美しい紅に心を奪われるほどに。 しかも中には姫路城の堀から水を引いているのか、庭園内の 至るところに池や水路、さらにはせせらぎや滝まであったり して見応え抜群なマイナスイオン効果で心を洗われる気分で 散策することが出来ました。 少し残念だったのは庭園内はいろいろな花がいっぱい植え られているということだったのですが、やはり11月も末 近くなのでほとんど花が咲いていなかったことと、この 期間中だけライトアップで紅葉を楽しめるのですが時間が 17時前後に入ったので見ている途中でライトは点いたの ですが、どうにもまだ夕暮れのほうが明るくてあまりその 恩恵に与れなかったことです。 しかしこれだけ美しい紅葉を見れて入園料はたった300 円というのは大変お得なところであり、枯山水を期待して いた僕でしたが、すっきりとこの景色を楽しむことが出来 ました。 好古園を出て、お土産屋さんを見ながら時間もいい頃具合 になったのでちょいと休憩ということでビールを飲みながら ライトアップされている姫路城を見ながら寛いでいました。 まだ安土城のときは一度僕は行ったことがあるので何とか なるかなと思っていたのですが、姫路城は僕も初めて来る ところでしたのでどうなることかと思っていましたが、 思いの他いろいろなサプライズで楽しむことが出来て、 とても良かったです。 大人買い先輩も乙女先輩にも楽しんでいただけたみたいです し、姫路城内も2時間近く歩いていい運動になりましたし、 とても充実した1日でした。 お昼御飯のときにお店の人に聞いたのですが、修理事業の ときはすっぽりと大天守は覆われているそうなのですが、 逆に覆われている中をエレベーターで上がることが出来る そうで今日は天守の中を見ることが出来たのですが、今度 は天守の外を見ることが出来るそうでまた違った角度から 姫路城を見れるという話で、ぜひともその期間だけの姿 というのも見にまた行きたい思います。 まさか城めぐりの2回目にして、これほどハードルの高い 城を見てしまってはこれからの企画のハードルも自然と 高くなってしまうような気がしますが、これはこれでとても 良かったので、次回もいい企画が出来るようにしたいと 思います。 大手前公園からビールを飲んでいるときに撮ったのですが、 せっかくのライトアップ写真だというのにズームアップの ためかピンボケしたのはかなり残念でした、しくしく…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.02 23:32:46
コメント(0) | コメントを書く
[行って来ました] カテゴリの最新記事
|