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テーマ:DVD映画鑑賞(14215)
カテゴリ:映画な話
24-TWENTY FOUR-シーズン7 DVDコレクターズ・ボックス <初回生産限定版> ようやく待望の「24」の最新作であるシーズン7の DVDが発売されたのでゲットして見終えることが 出来ました。 本当ならもうちょっと時間をかけて見る予定だったの ですが、弟くん夫婦が襲来したため自宅内での自由が 利かなくなってしまったので、気配を消すためにも 自室にて引きこもって見続けたから2日間で見終えて しまったのですが…。 前作のシーズン6で悲劇的な結末を迎えたジャック・ バウアーが公聴会で責任追及を受けているところから 物語がスタートし、死んだはずのトニーがアメリカの インフラ整備を乗っ取ろうとしているため、FBIに 捜査協力を依頼されるところから1日は始まります。 今作ではCTUは解体され、ジャックを取り巻く仲間 たちもいない状況で、FBIと協力して事件に迫って いくのですが、これまでの「24」を見てきた人間に とってFBIという組織は物足りなく、いかにCTU という組織が対テロ組織として素晴らしい機関と仲間 がいたかというのが浮き彫りにされていました。 また捜査員としても、ジャックのような兵士とFBI の職員では凶悪なテロリストと渡り合うときに事件への 対応の違いというのがまざまざと描かれており、いかに 優秀な人材が集まろうと組織の中で生き残り結果を出す には規則という縛りや綺麗事の中では難しいという現実 を突きつけられた気がします。 今回の事件はこれまでと違い、大きく分けて3つの展開 があるのですが、そのどれもが手に汗を握るスピード感 溢れる展開で事件は進んでいくので、見ていて飽きる ことがなかったです。 まぁ、欲を言えばジャックや元CTUの人間らがFBI と協力することにより行動範囲が狭められ自由に動く ことが出来ないもどかしさにいらいらっとすることも ありましたが、そんな限られた枠の中でもきっちりと 仕事の成果を出す姿は痛快なものがありました。 それにしてもこうしてドラマで見ていれば、2時間の 映画やサスペンスの気分で見ているつもりになって あれよあれよという間に事件が解決している風な感じ になってしまうのですが、劇中では2時間から3時間 くらいで事件が解決するなんて、さすがのジャックでも 出来すぎなような気もしないでもないですが、面白い ので何でもオッケーということで。 このシリーズに欠かせないのは大統領の存在ですが、 今回から初登場になる女性大統領のテイラーは最初 見たときはどういう人物かわからなかったので、僕の 中ではホワイトハウスパートは休憩に近かったのです が、時間が経過していくうちにどこまでも公平で思慮 深く聡明な大統領であることがわかり、テロリストから の要求も期待を裏切らずにはねのけたりして、これこそ アメリカの強い大統領だなと思いました。 私人としては女性らしく、自分の決断に揺れ動く場面 もいくつかありましたが、ある意味パーマー大統領に 匹敵するカリスマがあり、そんな大統領がジャックと 信頼関係を築いていくさまはとても良かったです。 残念なことにホワイトハウスパートは最初は何が何 やらさっぱりわからなかったのですが、24時間全て を見終えてから前シーズンと今シーズンの橋渡し的な エピソードを見ると、今回のシーズンに重要な部分 がいくつも描かれていて、こちらを先に見るべきだった と反省してしまいましたが…。 展開としては事件は解決はしましたが、物語としては まだまだ続きそうな解決したものではなかったので、 次シーズンではこの後がどのように展開していくのか、 まったく先の読めない終わり方だったため、ようやく 見終えたシーズン7だったのに早くもシーズン8の制作 がとても待ち遠しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.11 18:15:37
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