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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:行って来ました
というわけで、うちの会社で小規模に活動している城倶楽部
の第4弾として、遠出はしたいけど1月は寒くて雪が心配 だから近場を攻めようということで調べて知ったのですが 世界遺産である二条城に行って来ました。 前回も大坂城と近場を攻めたわけですが、今回もまた京都に したのは二条城に行ったことがないというのと、大河ドラマ で龍馬伝が始まったため、予備知識として京都のあちこちを 先に見ておこうというための企画。 今回は大人買い先輩とカートン姉さんの3人で行くことに なったのですが、幕末好きな僕のわがままで京都になった ため、あまり幕末に興味のないお二人を連れて行くのは少し 心苦しかったりしたのですが。 で、とりあえず11時に大阪駅で待ち合わせしてJRで京都 までさくっと行ったのですが、初めて行く二条という駅は 思った以上に閑散としていてびっくりしたのですが、とり あえず気を取り直してお城を目指すことに。 少し歩くと城壁と堀が見えてきたので、かなりテンションが 上がってきたのですが、前知識として調べていた天守閣が 二条城にはないとわかっていても、実際遠目から目印となる ものがないのはちょっと凹んでしまいました。 が、櫓を見ながら堀の周りを歩き入り口である東大手門の前 に立ったときには、やはり城というのはいいものだなぁと思う この感動の瞬間は何度来ても味わい深いものです。 東大手門をくぐると城壁で囲まれており、順路通りに歩いて 行くと二の丸御殿の入り口である唐門と御殿の車寄があり、 さすがにその壮麗さには圧倒されてしまいました。 そしてそのまま二の丸御殿の中を見物したのですが、さすが に国宝だけあって御殿内は撮影禁止のため見学で終わったの ですが、いろいろな部屋を順に見ていくうちに僕的には一番 ヒットしたのが大広間一の間で、ここで徳川慶喜による大政 奉還が行われたところだというのを知って、武士の時代を 終わらせた城というか御殿だと思うととても感慨深いものが ありました。 それから二の丸庭園を眺めて本丸庭園に入り、次は本丸御殿 かと思ったのですが、庭園は冬真っ只中のため松くらいしか 見るものもなく、なぜか本丸は開放されてなかったので外 から見るだけだったのですが、天守閣跡があったのでそこから 本丸御殿を眺めてみました。 う~ん、安土城を見たときは前日に映画を見たというのもあり、 さらには歴史として天主閣を燃やされたというのを知っていた のであまり思いませんでしたが、こうして天守閣がないのは 少し残念かなと。 それから本丸御殿を抜けて西橋を渡ったのですが、そこから ふと後ろを眺めると天守閣跡が堂々と聳え立っていて、間近 で見るよりこちらから見たほうが断然カッコイイことに気付き、 なかなかこのアングルからは見応えがあったと思います。 ぐるっと二条城を回り、あっさり城見学は終了し、時間もいい 頃合いなので近くにある湯葉料理屋さんに行こうとしたのです が、僕は京都に不案内なことをすっかり忘れていまして、住所 だけで行ってもまったく見つからず、うろうろしているのなら 四条のほうで食べようということになって御池通をぞろぞろと 歩くことに。 先輩方は電車かバスで行こうと行ってたのですが、僕的には 京都の醍醐味はどこにどんな跡地があるかわからないので とりあえず歩いていきましょうというわけで、電車でいうと 2駅くらいの区間を歩いたのですが、見つけることが出来た のは在原業平邸跡だけ。 僕の中のベスト古典は伊勢物語ですし、地元が枚方ということも あり渚の院とか縁の地なので、思わぬ発見にテンションがうなぎ 上りだったのですが、あまり先輩方はそのあたりに興味はない ので、ちょっとさみしかったです。 で、てこてこ歩いて河原町通そばまで来たのでお昼にしようかと いうことになったのですが、第2ポイントである本能寺まですぐ そばだったため先にそっちを見ることに。 さすが戦国時代は興味があるお二人だったので、うれしがって 写真を撮る僕をよそにさくっと本堂のほうに入っていかれたので、 僕も後をきょろきょろしながら付いていくと、ふと引き返して きたのでどうしたのかと思えば、なんと本堂は改築というか 補強工事中でブルーシートの中にありました、しかも完成予定 は平成24年って何年先なのやら…。 思わぬ事態にがくっとなりながらも、気を取り直してお昼御飯 にしようということになり、何がいいかなと店を回ろうにも 時刻はすでに16時前ということもあってせっかく京都に来た のですが早く食べたいということもあり、結局大阪にもある ハンバーグのファミレスに入ることに。 そこで作戦会議となり、これから僕の本領発揮な幕末の跡地 巡り(高瀬川沿いバージョン)のあらかたの説明をし、とり あえず坂本龍馬の遭難の地から池田屋跡、そして佐久間象山 と大村益次郎の遭難の地、さらには長州藩邸跡や桂小五郎や 武市瑞山に吉村寅太郎の寓居跡などなどを見て回りました。 そんなふうにぶらぶら散策しながらふと見つけたのが瑞泉寺 でして、京都に来る前に一通り調べた限りでは豊臣秀次公の 墓があるということでしたので、せっかくですからお参り することにしたのですが。 ここが思いのほか良かったです。 住職のご好意で寺は開放されていまして、境内に入りたい 放題なのですが、そんなに大きなお寺じゃないにも関わ らず秀次公と一緒に処刑された方々のお墓も一緒に祭ら れていまして、市街地にあるというのにさびしい趣きを 残しながらも威風堂々と立っているお墓には敬虔な思い を感じさせる雰囲気がありました。 それから買い物をして、晩御飯は先斗町にあるお店に行き、 ようやく鍋を突きながら湯葉とかを頼んで京都らしい料理 にありつけたのですが、ひたすら歩いた楽しい1日を過ご すことが出来ました。 今回の反省としては、やはり天守閣がないと燃えないと いうのがわかりましたので、今度はそういう失敗がない ようにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.07 16:24:42
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