灰色の空のむこうには…

今日もいつものように僕の担当しているお店に行きますと、
以前にＸファイルＤＶＤコレクションをお貸ししたパート
さんが僕に今回は買うんですか？と尋ねてきました。

突然ネタ振りをされたので、何のことかと思っていますと、
どうやらこの度デアゴスティーニ社から発売されることに
なった「スパイ大作戦」のＤＶＤコレクションのことを
言ってるそうで、僕が買わないかどうか気になったみたい
です。


実を言いますと、僕はたまたまですが土曜日にテレビＣＭ
でこの「スパイ大作戦」のコレクションが発売されるのを
見てまして、子供の頃に再放送で午前中にやってたスパイ
大作戦のドラマを見るのが好きだった記憶があるので、
これは買わないとと思ってたんです。

で、土曜は仕事でしたから帰りに本屋さんに行って創刊号
は格安価格ですからそれを見て判断しようかなと買う気
まんまんだったのですが、ふと立ち読みして我に返って
しまいました。

というのも、確かに創刊号は７９０円でお買い得でしたが、
通常価格は１４９０円とこれもまぁわからないでもない
かなぁというところだったのに、シリーズは全８５巻の
予定という超大作シリーズ。

僕的には１巻に２話しか収録されてないのはちょっとどう
かなぁというのがあったのですが、とりあえずは買って
から考えてみようとレジに行く前にふと次回の発売はいつ
かなぁというのを見て顔面蒼白。


デアゴスティーニ社のこういうＤＶＤシリーズっていつも
月２回の隔週発売だというのに、なぜかこのスパイ大作戦
は毎週発売という過酷なスケジュール。

完結するのに全８５巻も発売するのなら毎週発売でもおよそ
１年近くかかるのでそれも理解は出来るのですが、これって
買う側からしてみればかなり金銭的にも時間的にも部屋に置く
スペース的にも過酷なスケジュールのような。

どうせならＸファイルみたいに４話収録の隔週発売ならこれ
はこれで納得できるのですが、スパイ大作戦はたった２話の
収録なのに４話収録されていたＸファイルと同価格の値段。

ドラマは期待できる面白いものだと思うのですけど、これ
じゃちょっと抵抗があるような…。


そういうあれこれを考えていましたら、レジに商品を持って
いこうとしていた手がぴたと本棚に返却していました。

う～ん、こういうシリーズを発売してくれるのはとても
うれしいことだと思うのですが、もうちょっと買う側の立場
ってものも考えてもらえてたら買ってたんですけどね。

こればかりはＤＶＤの発売元の版権があるから難しいとは
思うのですが、そこを何とかやってもらいたいものです。