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テーマ:心のままに独り言(8847)
カテゴリ:仕事場でのあれこれ
運が悪いときってありますが、それが連続してこれでもか
って続くときってないですか? 負の連鎖とでも言いますか、運が悪いときに限って悪いこと が重なってさらなる悪循環の深みにはまっていくことを、 僕はどつぼスパイラルと呼んでいます。 で、このどつぼスパイラル、僕もたまになるときがあるの ですが、しょっちゅうなってる人もいるもので、それが 一緒にウォーキングして帰っている大天津飯先輩。 今日は先輩に頼まれて一緒に回ったのですが、横で見て いて気の毒に思えてくるくらいにどつぼスパイラルにハマ ってられました。 そもそものきっかけは、先輩のお店で大型商品が売れたの ですが、買われたお客さんのおうちの2階に設置すると いうことで通常配達料は無料のところを別途配達料金を もらって納品しに行ったところから始まりました。 お店の配達屋さんが納品に行ったところ間口はぎりぎり ながらも内階段の2階納品な上に普通の通路上にタンス があったそうで、通路幅のほうは70センチ以下になって いてとてもじゃないけど通れないからダメだと諦めたこと で、お客さんとしては別途配達料金を払っているのに 設置できないとは何でや!ということになりました。 お客さんは充分に納品できるはずなのにやりもしないで 諦めることに対してかなりお怒りになり店に抗議した そうで、お店が配達屋さんに確認すると配達屋さんの 言い分としては別途料金外の仕事になるために出来ない ということで、先輩のところに納品に行ってもらえない かと連絡があったのです。 うちはあくまでメーカーの代理店であり、お客さんの ところには基本的にはお店のほうで納品してもらうのが 決まりとなっているのですが、お店とお客さんの間で どうしようもないくらいこじれたらしく、仕方ないに 例外的に行くことになり、大型商品を1人で持っていく のは無理ということで僕に声がかかったという流れで、 今日納品に行ってきました。 お客さん宅に到着して、とりあえずどんな状況か見て みないとわからないということで中を見せてもらうと 出てきたご主人はあれだけ説明したのにまだ見せろと 言うのかと、いきなりケンカ越しで言ってきたのです が、お詫びしつつ見せてもらうとかなりぎりぎりな 感じ。 というのも、そのお宅は3階建てで1階部分が駐車場に なっているおうちだったのですが、2階の内階段を上り きったところがT字の通路になっており、その幅がぎり ぎり70センチくらいで、少しT字を右に進んだところ にリビングへのドアがある状態で、こりゃ諦めたくなる のも無理はないかなというもの。 せっかく来たからには納品しないと始まらないという ことで、先輩と2人で40キロちょっとの商品を汗を かきながらああでもないこうでもないと苦戦しながら なんとか納品したのですが、お客さんとしてはホラ見た ことかという顔で、こちらに対して言ってくるではない ですか。 その2階には僕らが納品した商品よりもはるかに大きい 冷蔵庫やら3人掛けのソファが置かれていたので、それ よりも小さい商品が入らないわけがないというのが、 その理由だったのですがおっしゃられるのもごもっとも です。 で、無事納品出来たというわけで、とりあえず商品が 動くがどうか動作チェックをしているときに、ご主人が 恐ろしいことを言いました。 その商品、少し汚れていないか?と…。 商品はベージュ色の布地になってまして、ちょっとした 汚れでもかなり目立つようになっていまして、商品を 開けたときには気付かず、ここに持って運んでいるときに 気付いたので最初から付いていたものだと思われるのです が、まさかこんなタイミングで汚れが見つかるとは。 普段でしたらこんな細かいことは言わないけど、それまで のいきさつがいきさつだったのでお客さんとしては当然の 権利として文句を言わせてもらうと、僕らからもお店に 報告するとしてとりあえずは退出したのですが…。 先輩がとりあえずお店に一報を入れて、その後の対応を どうするかと2人で協議していたところ、お店の人から 連絡があって、やっぱり大もめにもめたそうです。 お客さんには僕らはメーカーの人間だからここでどうこう 言っても仕方ないということで、僕らはそんなに怒られ なかったのですが、文句を言われたお店としてはメーカー の初期出荷段階の問題なために僕らが対応しないといけ ないわけで、先輩はその応対に追われることに。 予定ではさくっと納品した後に、僕のお店を回って今日 は無事に終了するはずだったのに、その問題が発生した ことで、先輩はひっきりなしに携帯にかかってくる電話 の応対やらメーカーとどう対応するかの打ち合わせを したりして、僕と店回りをしていたにも関わらずその ほとんど行方をくらまして電話をしているという状態 でした。 最終的にはお客さんがブチ切れられましてもうええわ!と 言って解決?というか収まったそうなのですが、先輩の 携帯の着信履歴を聞くと10件ちょっとその問題で店やら メーカーから電話がかかっており、それと同じくらいに 電話をかけてたみたいで、これが昼から夕方にかけての 時間帯に刻一刻と変わっていく状況にかなりテンパって られましたが。 いやはや、それにしてもそのようなどつぼスパイラルを 目の当たりにしますと、僕としてはどう動くことも出来ず に見守ることしかないというのはつらいところですね。 その電話のやり取りのときも、交換用の布地が運の悪い ことに品切れしているなどどんどんとどつぼにハマって いくことがあったみたいなのですが、こういう運の悪い 日っていうのはどうしてさらなる不運を引き連れて、 まとめてやってくるのか、不思議で仕方ないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.17 16:45:20
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