灰色の空のむこうには…

今日は僕の担当しているお店で一仕事する予定がありました
ので、大天津飯先輩にお願いして一緒に同行して店回りを
しました。


僕が運転している道中に今日の段取りを説明していますと、
ふと先輩が一仕事をするのに必要だろうという道具を確認
しているときに、そういえばと思い出されたのが数週間前
に同じ法人担当の後輩くんに先輩の道具を貸していたという
こと。

後輩くんは先輩に１日だけお借りしますと言ってその道具
を借りたそうなのですが、先輩は返してもらったという
ことを後輩くんから聞いてなかったのを思い出したらしく、
ちょうどその道具が今日必要かもということもあり、すぐ
返すと言ったのにあいつめ～とちょっと怒りながら速攻で
電話をしていました。


普段はなかなか電話を取らない後輩くんなのに、ちょうど
このときは電話をすぐに取ったみたいで、初っ端から先輩
はお前、オレに何か返すものなかったかと本題に。

どうやら後輩くんはいきなり言われても見に覚えがなかった
みたいで何のことですか？みたいなことを言ったみたいで、
先輩はオレの道具を持っていくと言ってたが返してもらった
記憶はないぞ！と言うと、後輩くんはそれって１年前のこと
ですか？とすっとぼけてる様子。

さすがにその返答には先輩もちょっと怒り口調でついこの間
１日だけ貸してくれと言ってたやろ！と言うと、ようやく
後輩くんに伝わったみたいなのですが、どうやら後輩くんは
先輩に借りると言っておきながら持っていくのを忘れた
らしく、そのため当然ながら先輩に返したということも
言ってなかったそうでなくなってましたか？と言ったみたい
で、それを聞いた先輩は今は車の中だから確認出来てないと
急にテンションが下がりながら答えてました。


結局はそれで話が収まったみたいなのですが、横で聞いて
いる僕としては最初はハラハラとしてたのですが、途中から
先輩の勢いがなくなっていったのには大爆笑ものでした。

先輩も悪いと思ったのか、電話が終わってからすみませんと
詫びのメールを後輩くんに入れてましたが、しばらくして
から返って来た後輩くんのメールが絶品でした。

ちゃんと裏付けを取ってから言って下さいとのことで、この
裏付けという言葉は先輩が仕事で口癖のように言って後輩くん
たちに注意している言葉だっただけに、余計に大爆笑。

仕事以外でもきちんと裏付けを取るようにしますと先輩は後輩
くんにメールして反省してましたが、滅多にそういうポカを
やらない先輩なだけに見ていてかなり面白い光景でした。