灰色の空のむこうには…

今日は昼から会議があったので内勤をしていたのですが、
夕方に店回りから帰ってきた上司が引き上げてきた商品
の梱包をするので手伝ってくれと言うので、そのとき
会社にいた面々で梱包作業をしてました。


４０キロ近い商品だったためにさすがに１人でやるの
には厳しいものがあるので２人１組でやっていたのです
が、商品をダンボールに箱詰めをしてその後に結束する
のに使うＰＰバンドで縛るという作業を分担したほうが
段取りが良さそうだったので、箱詰めは他の人に任せて
乙女先輩とコンビで結束作業をすることに。

結束するといっても結束機を使うには持ち上げるのが
ムリムリな重さなため、プラスチックのバンド止めで
締めていたのですが、最終的にはその梱包した商品を
宅急便で出荷するというものでしたので中途半端に結束
するのは運搬しにくいだろうと、気合いで思いっきり
締めてました。

と言ってもあくまでも手で引っ張って締めるには限界が
あるもので、ＰＰバンドって手で挟んで引っ張ると結構
痛いものですが、片方ずつを乙女先輩と引っ張って何個
かやった後、これでもかっていうくらいに締めるために
全体重を乗せてぶら下がるように引っ張ってみました。


すると、自分でも何が起きたのかわからなかったのです
が、気付けばがんっ！という音とともに僕はひざ立ちに
なっていまして、胸ポケットに入れていたボールペンや
携帯はとっちらかってました。

後からひざの皿の部分にとんでもない痛みがやってきま
して、ようやく起こったことを理解したのですが、どう
やら僕が全体重を載せて引っ張ったために、あの頑丈な
ＰＰバンドがちぎれてしまったみたいで勢い余ってその
引っ張ったままの姿勢で地面に激突した状態に。


それを見ていた乙女先輩は大爆笑されてまして、後で
聞いた話によると、引っ張る前までは見えていたのに
いきなり消えたなんてありえんわと、突然梱包している
商品の影に僕が消えたそうです。

ひざが痛いやらさすがに恥ずかしいやらで、何もなかった
ように続けて梱包してましたが、まさかそんなミラクル
なリアクションをしてしまうとは…。