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カテゴリ:仕事場でのあれこれ
今日はひさしぶりに三宮のお店へ販売に行ってきたのです
が、さすがにこの天気の良さのせいか、お店へのお客さん の入りというのはかなり微妙なものでした。 そんな中でもさすがに国際都市の神戸だなぁと思うことは、 ひっきりなしに海外用のプラグや変圧器のコーナーには お客さんが来ることです。 僕もこれまで色々な法人さんのお店で販売をしてきました が、ほとんどのお店が海外用のコーナーを作っていても 閑古鳥が鳴いている状態なのに対して、この三宮のお店は 異常なくらいの集客率があったりします。 しかしこの海外用のコーナーというのは曲者でして、お店 の立場としては単価が低い上にお客さんが持っていく電化 製品と場所によって選ぶというものですからセルフにしたい ところなのですが、とりあえずやってくるというお客さん があまりに多いためにいざ売り場に来られても何を選んで いいのかわからないというのが困ったところ。 そのためにどうしても僕らやお店の人が呼ばれたりするの ですが、話を聞いているとほとんどの場合がその場で解決 することが少なく、かなりの説明をすることになってしまい ます。 というわけで、参考までに海外プラグと変圧器の豆知識を 説明させていただきますが、まずは行く国のプラグの形と 電圧、それに持って行きたい電化製品の電圧と消費電力を 下調べして下さい。 とにもかくにも、まずは何を持っていくかでどの商品を 選ぶのかが決まるのですが、これまでいろいろなお客さん の持っていくのを聞いているとたいてい携帯とデジカメは 必須アイテムのようです。 それじゃ次にその商品仕様を見ていただきたいのですが、 最近の必須アイテムにはたいてい海外対応している240 Vまでの自動変圧機能になっていますが、もしそうなって いるのでしたら変圧器はいらないのでプラグだけ探して 下さい。 国内は基本的に100V仕様ですが、海外はたいてい 110~130Vか220~240Vとなっているので 変圧機能がない場合は変圧器がいるので、今度は消費電力、 つまり何Wを使うかを調べていただきたいです。 そのW数に応じて変圧器を選ぶので、それがわからないこと にはこちらとしても選びようがないです。 持っていく家電製品の電圧と消費電力を調べてもらえれば、 次は持っていかれる国のプラグと電圧を調べていただきたい のですが、この2つのうちのプラグがとてもややこしいです。 日本はAプラグの1つだけで全国どこでも使用できますが、 海外では1つの国であろうが地域によってプラグが違うと いうことがありまして、限定できるのであればどのプラグ のタイプかを調べていただければ、国によっては4つほど あるそのすべてを持っていかなくて済みます。 限定できないのであれば、残念ながらそのすべてのプラグ を選んでいただくことになるのですが、最高のプラグ数が あるのは中国でして8つもあるものですから、そういう国 に行く場合やもしくは今後もいろいろなところに旅行する 予定があるのでしたら、組み替えによっていろいろな形に 出来る全世界共通プラグがありますので値段は張りますが それを選べば今後はプラグの心配する必要はなくなります。 そして変圧器ですが、自動変圧で海外対応しているのなら これはいらないですが、してない場合には変圧器は電圧に 応じてその商品の変圧できるMAXの消費電力があります ので、持って行かれる商品の消費電力がそのMAX以下に なるものを選んでいただければ、後はプラグに差し込んで 使うだけです。 ただ注意事項として、熱系の家電製品を持っていくのは どうしても消費電力が高いため、まず止められたほうが いいです。 仮に消費電力の低いヘアーアイロンなどの熱系器具でも 使用する際には定格消費電力の2~3倍の電力を消費する そうですから、変圧器を選ぶときにはそれを加味したもの を選ぶのがベストかなと。 もう1つの注意として、ややこしいのがデジタル家電で して、最近の充電できるタイプのデジタル家電はプラグ からバッテリー、バッテリーから本体と2種類のケーブル を接続して使うものがありますが、いくらバッテリーが 海外対応していても、このバッテリーと本体を接続する ケーブルが国内仕様となっている落とし穴がありますので、 ここもご確認いただきますよう、よろしくお願いいたし ます。 とまぁ、海外用のプラグと変圧器の説明をざっくりと してみましたが、まずお店に来てここまで調べて来る お客さんっていませんから。 これを持っていくんですけどと見せてくれる人は多いの ですが、たいていは本体だけで肝心な電圧や消費電力が 表記されている充電器のほうはない場合が多いですので、 僕らでは何とも判断しようがないのが現実です。 もしこれから海外旅行に行く予定がある方がいらっしゃる のであれば、ぜひともご参考いただければもう1度見に 帰るという2度手間になることなくその場で購入すること が出来ますのでよろしくお願いします。 と、かなり大幅に話が脱線してしまったのですが、今日も そうした海外用のプラグや変圧器のお客さんの接客をして いたのですが、その中にチャレンジャーがいました。 たいていは観光地であるヨーロッパやアジアにアメリカ、 そしてオーストラリアとメジャーなところの国を聞かれる のですが、これまで初めて聞かれた南アフリカ。 って、お客さん、ワールドカップを見に行くのですか!! いや~、てっきり南アフリカのワールドカップなんてあまり にも遠いのでテレビの中だけで見る都市伝説のようなもの だと思ってましたが、こうして旅行に行かれる人がいるのを 目の当たりにしますと、何だか身近なものに感じてしまい ます。 それにしてもお客さんの格好はノーネクタイでしたがスーツ を着られて、40代くらいのいかにも社会人のような方 でしたが…、お仕事は大丈夫なんでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.16 23:41:19
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