灰色の空のむこうには…

仕事帰りに軽く大天津飯先輩と飲み屋さんに寄って、お店
を出てふらふら歩いているとき、ふと先輩がコーヒーを
買いたいと言いました。

先輩はどちらかというとお酒は強いほうじゃないので、よく
飲み屋さんに行った帰りには酔い覚ましにコンビニで飲み物
を買うので、今日もそうかなぁと思いながら僕もコーヒーの
お相伴をしようと、じゃあ僕はブラックのコーヒーを飲もう
かなと言うと、先輩はじっくり僕のおなかを見てそのほうが
いいわと言われました。


僕は基本的にコーヒーを飲むときには砂糖は入れないように
しているのですが、決してブラックが好きなわけではなく
体質を気にしてのことですが、うちの会社には後輩くんに
甘党の人が多すぎです。

同じ法人担当の後輩くんは一緒にご飯を食べに行ったときの
食後のコーヒーには、ひどいときなんてシロップを３つほど
入れて普通に飲んだりしているのがいますし、よその部署の
後輩くんは炭酸飲料しか飲まないという強者もいます。

ですが、その２人に共通しているのはどれだけ痩せてるねん
と突っ込みたくなるくらいに細い体型をしていまして、僕
からするとかなり糖分の取りすぎでカロリーオーバーな生活
をしているというのに、入社以来その体型を維持している
のは何だか解せないなと。


まだ２０代なため、そのような生活をしていても余分な
エネルギーは消費できるみたいですが、こうして３０代に
突入した僕らはカロリーを考えながら選ぶっていうのも
何だか悲しい話です。

いやはや、先輩が僕のおなかを見て言ったのにはちょっと
ばかり傷つきましたが、そのうち見返してやると思いながら
早数年、いつになったら見返せる日が来るのやら…。