灰色の空のむこうには…

今日はボーナス商戦初日ということで、いつものように
三宮にあるお店へと販売の応援に行っていました。

三宮という街は、センター街を中心とする商店街に店が
軒を連ねているという構造上、どうしても複合店舗のお店
に比べるとあっちこっち行くには距離があるもので、今日
みたいな雨の日にはお客さんがかなり激減するという特徴
があります。

いくらお客さんが少ないとはいっても、販売に行った以上
はそれなりに仕事をしないといけないのですが…、いくら
雨とはいえボーナス商戦初日だからお客さんが来るだろう
と期待をしていたのですが、やっぱり普段に比べると全く
もってさっぱりでした。


そんな販売応援をしている最中、担当商品がエスカレーター
前にあるためにそちらのほうを見ながら、売り場でお客さん
が来るのをぼ～っと待っていたのですが、いきなり僕の後ろ
から声をかけられてびくっとしてしまいました。

何事か！？と思いつつもそっちのほうを振り向くと、お店
のフロア長が僕の後ろから横を素通りして行ったのですが、
「今日は全然あかんな～」とささやきながら通り過ぎたの
です。

普段ならお客さんがそれなりに入っているため、きょろ
きょろしていると遠くのほうでフロア長がこっちに向かって
歩いてくるのが見えたりして、心構えが出来てたりするの
ですが、今日はお客さんが入ってくるのを見てたために
油断していたわけで。


まさしくドップラー効果のように遠くから声が聞こえたか
と思うと、立ち止まることなく歩きながら僕だけに聞こえる
ようにささやいて行くためにこの上なく驚かされたのですが、
今流行りのつぶやきならぬささやきをしていくなんて、
何とも心臓に悪かったです。