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テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画な話
必殺DVDマガジン仕事人ファイル1stシーズン 八 「組紐屋の竜」 忍びの者なんて一生日陰者で暮らしていか なきゃならねえんだ そんなことおれには出来ねぇ もっと人間らしい暮らしがしてみてぇんだ 今回の主人公は「必殺仕事人V」より組紐屋の竜がピック アップされていましたが、このキャラも今回のDVDで 初めてみる人物だったりします…。 とは言いつつも、この「必殺仕事人V」には中村主水は もちろんのこと、何でも屋の加代や本巻のDVDには オープニングだけでしたがおりくさんも登場したりして いましたので、そんなに抵抗なく見ることが出来たの ですが、さすがに最近の作品になるだけあって物語の 構成も恨みの仕事を請け負うまでの過程を描くだけで なく、登場人物たちの内面にまで切り込まれているのが 面白かったです。 本巻のDVDを見ていてふと思ったのが、必殺シリーズ ってあまりプロの裏稼業を相手にすることってなかった と思うのですが、今回の主人公の組紐屋が抜け忍という だけあって、忍びとの対決はとても見応えがありました。 久しく脇差だけで相手を仕留めてきた中村主水でしたが、 組紐屋を狙う忍びの者たちに囲まれたときでも臆する ことなく刀を使って立ち回る姿はさすがとしか言いよう のないくらいに圧倒的な迫力がありました。 むしろ他の仕事人たちは魅せる仕事や躍動感のある仕事 がメインで、中村主水は静の仕事ばかりを淡々とこなして きた感があったのが、今回のエピソードではそうして あっさりと危なげなく仕事をこなしてきた主水のベース となる裏打ちされた強さが際立っていたと思います。 組紐屋も組紐屋で存在感はあったのですが、やはりこの 頃の必殺シリーズとなると中村主水の存在は圧倒的なもの であり、改めて仕事人シリーズには中村主水は欠かせない 存在だということを痛感いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.07.31 22:25:32
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