灰色の空のむこうには…

いや～、ホントに見応えのある素晴らしい試合でした。

今日は１３年ぶりに甲子園に出場した僕の母校である履正社
と奈良の天理との対戦だったのですが、さすがに母校が出場
するということもあり、甲子園まで応援に行こうとしていた
ところ、この天気のせいで自宅で応援していました。

これまで夏に１度、春に２度の甲子園出場を母校はしていた
のですが、ある意味僕が応援したときは負けているという
ジンクスがあったために、今回は強豪である天理との試合と
いうこともあり少し心配していたのですが。


でも何と言うか、テレビだからこそじっくり見れる、甲子園
での応援ではわからなかったであろう、とてもいい勝負を
見ることが出来たと思います。

それというのも、大阪大会の結果を見る限りはかなりの得点
を取っていく攻撃型のチームとばかり思っていたのですが、
守備にも定評があるチームらしく、どの選手も攻撃に守備に
頑張っていたのですが、中でもピッチャーの飯塚くんの好投
がすごかったとです。

ピンチの場面でも決して逃げることなく、バッターに対して
ひたすらインコースで勝負を続け、２人のバッターに至っては
１０球以上も投げ込んだ上に打ち取っていました。

淡々と投球していましたが、勝負の場面ではキャッチャーの
サインに首を振り、自分の納得のいくところに投げようとする
その裡に秘めた勝負への執念は見ていて頭の下がる思いでした。


監督の岡田先生には、僕が高校時代に体育の先生として教えて
いただいてまして、当時から野球部の監督をされていました
から、こうして１３年ぶりに出場した大会で見事に勝利された
というのは感慨深いものがあったのだろうと思います。

ぜひともこの勢いのまま次の試合にも挑んでいただき、また
甲子園で校歌が歌えるようにぜひとも頑張っていただきたい
です。