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カテゴリ:映画な話
ポセイドン あのな、しょせん誰が死に誰が生きるかは 不公平なものだよ 大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”。 広大なボール・ルームには大半の乗客が集まり、ニューイヤー ・イブの祝宴が華やかに催されていた。ところが、今まさに 新年を迎えようとしたその瞬間、巨大な波がポセイドン号を 襲い、船は瞬く間に船底を上に向けて完全に転覆してしまう のだった。4000人の乗客の多くが一瞬にして命を失う。 天地逆転したボール・ルームに残るわずか数百名の生存者 たち。船長は救助が来るまでこの場に止まるよう全員に命じる。 しかし、プロのギャンブラー、ディランは自らの直感を信じ、 一人脱出を企てる。一方、前NY市長のロバートも、別の 場所にいる娘ジェニファーを捜すため、ディランと行動を 共にするのだったが…。 往年のパニック映画の名作「ポセイドン・アドベンチャー」 をリメイクした作品なのですが、こうしたパニック映画の 見所といえば、やはりパニックが起こる前の人間関係のいざ こざをどう解決するのかと、パニックが起こってからの ジェットコースター的な展開がウリだと思います。しかし、 この映画はなぜだかアクの強いいいキャラが出ているという のにあまり訴えるものもなく、しかも淡々と脱落していく のがもったいないところだったかなと。 確かにセットはとても豪華で、迫力は充分に伝わってきた のですが、それに伴うドラマがちょっと…。確かに助け 合いも大事かと思うのですが、自分の命がかかった局面に エゴを出さないヒーローのような展開があまりにアメリカ 映画っぽく見えて、もう少し極限の人間性というのも前面 に出してほしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.18 21:22:11
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