灰色の空のむこうには…

あまり他人には自慢できるものではないですが、僕個人の
資産として持っているものがあります。

資産といえば大げさなのでどちらかというとコレクション
だと思うのですが、高校時代からコツコツと集め続けた
蔵書がそれでして、もっと厳密にいうと蔵書というよりも
マンガ？なのですが…。

それでもその量は半端なものではなく、自分でもどれくらい
あるのか数えるのも恐ろしいくらいの量で、普段は読まない
ものは屋根裏やら床下やらにダンボールに詰め込んで保管
していました。


先週くらいから何を思ったのか、うちの両親がいきなり
お風呂や台所にトイレをリフォームしまして、台所の配管
工事の兼ね合いから床下に封印されていましたダンボール
が日の目を見ることとなり、片付けようがないために整理
することに。

箱によって大きさはまちまちありますが、スナック菓子が
詰め込まれているダンボール９箱分がでんっと縁側に積み
上げられている光景にはさすがにひいてしまいました。

いくら置く場所がないとはいえ、縁側に放置されるという
ことは雨が降ったらダメになっちゃますから急いで整理
しないとと、一通り中に入れられている本を見ながら
いる本といらない本を事業仕分けしたところ、ダンボール
４箱は処分することに。


僕の主義としまして、本は回りまわるものなので、捨てる
のは忍びないということで、整理の終わった４箱を古本屋
さんに売りに行ったのですが、これまで本を売ったことが
ない僕はドキドキでした。

とりあえず受付で査定してもらって待つこと１０分ほど、
呼ばれて値段をつけられたのは驚きの１３７０円でした。

内訳としては４箱持って行ったにも関わらず、２箱分は
状態が悪いとかで処分扱いになり、２箱１１９冊分でその
値段にはびっくりでした。

僕の中では古本屋さんて本を買い叩かれるものとばかり
思っていましたし、どうせ処分するものですから５００円
くらいで処理してくれれば恩の字かなと思っていましたら、
そんな値段をつけられるとは。


とりあえず台所の床下はこれで片付いたので、後は洗面台
の床下と屋根裏に鬼のようにダンボールがあるので、自分
が思った以上に高額で買い取ってもらうことが出来たので、
これを機会にいる本といらない本を整理して、一度家の中を
リセットしてみようかなと思いました。