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カテゴリ:映画な話
20世紀少年―最終章―ぼくらの旗 安っぽく死ぬな 悪になるのは大変だ 正義の味方になるほうが よっぽど楽だ 西暦2017年にあたる“ともだち暦3年”。世界は“ともだち” に支配されていた。殺人ウィルスが蔓延し、東京は巨大な壁で 分断されていた。やがて“ともだち”は来たる8月20日に人類が 滅亡すると宣言する。一方、秘密基地の仲間たちは“ともだち”の 追っ手から逃れ、身を潜めながらそれぞれにレジスタンス活動を 繰り広げる。そしてカンナは、ひときわ過激な“氷の女王一派”を 組織し武装蜂起を計画していた。そんな中、行方が分からなく なっていたケンジがついに姿を現わし、いよいよ東京へ向け行動 を開始する。 前作を見てからかなりの時間が空いてしまいましたが、ようやく 最終章となる本作を見終えた感想としましては、ラストは原作とは 違うオリジナルストーリーとなりながらも、原作の世界観を壊す ことなく見事に伏線を回収した素晴らしいエンディングの映画 でした。どちらかというと原作では言及されずに終わってしまった 謎もさりげない手法で小刻みに出すことで想像させる演出は見事な ものです。 どういうわけか、この映画を見ていましたら何回かクライマックス なシーンがありまして、不思議と涙が込み上げてくるものがあった のですが、それはやはり少年時代に経験したどこかしら懐かしいもの が描かれていたからなのかもしれません。そういう意味でもどの 世代にも共感出来るなにがしかの感動を味わうことの出来る映画 であったと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.29 21:07:10
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