灰色の空のむこうには…

先日からヒマを見つけては部屋の掃除というか、整理をして
いるのですが、かなりの難関であった屋根裏と床下収納を
片付け終わって以来、よくやった感に浸ってしまっていま
して進んでいなかったりします。

僕の中では概ね片付いたことになっているのですが、まだ
まだ手付かずのところはあるもので、いよいよ今日最大の
難関であるクローゼットを整理することにしました。


まぁ、クローゼットというからには収納スペースは限られて
いるのですが、それは大きさだけの話であって実際のところ
僕の中では開かずのクローゼットと呼んでも差し支えのない
くらいにその中は魔界と化しているところなのです。

おそらく、その中を以前に整理したのは僕がまだ学生の頃の
ことだったので、かれこれ１０年以上は放置したままな上に、
何か片付けきれないものがあればその中に入れていくという
ことの繰り返しだったために、中を開けると僕の身長近く
まで物がびっしりと積み上げられている状態には、自分で
やったことながら唖然としてしまいました。


しかし開けた以上は片付けないと話にならないので、とり
あえずは中のものを全部広げていくと、わんさと出てくる
思い出の品の数々。

６畳の僕の部屋びっしりになりながらも中の物を出して
いった最後のほうに見慣れたダンボールが出てきまして、
中を開けてみるとここにも本が！

僕の中では本はすべて屋根裏と床下収納に避難させたと
思っていたのにここにもあるとは想像もしていなかった
だけに、さすがは魔界と呼ぶに相応しく自分で片付けた
であろうはずなのにびっくりしてしまいました。


しかも４箱も出てくるなんて、いったい僕の家には何冊の
本があったのか、考えるだけでも恐ろしいものです。

心が折れそうになりながらも何とか気合いで整理して、
そのダンボールの本もいるものといらないものに仕分け
したのですが、この調子ならまだまだ自分でも忘れている
ところからダンボールが出てきそうで、自分の家のこと
ながらあまりの重労働にちょっとトラウマになりそうです。