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テーマ:心のままに独り言(8840)
カテゴリ:仕事場でのあれこれ
今日も引き継ぎで三宮のお店に行って来ました。
三宮のお店ではいろいろと提案演出をさせていただいて おりまして、演出コーナーに通称ハナ子というマネキン がいるのですが、僕が担当している前々からいまだに 可哀想にサマードレスを着ているので秋服に着せ替えて もらえないかと言われていまして、ようやく今日用意が 出来たので、営業時間中にもかかわらず衣替え。 うしゃしゃと不気味な笑いをしながら、後任とハナ子の 着せ替えをさせていまして、とりあえずサマードレスを 脱がせて今度の秋服のポイントであるホットパンツを 履かせてキャミソール?を着せようと格闘していますと、 土台から外してパンツを履かせたハナ子だったのですが、 なんかやる気がないのか土台に立てても僕のほうに倒れ かけてくるのです。 うちの会社が用意したマネキンはパーツパーツに分かれて いまして、一度解体しないと服なんて着せられるものじゃ なかったのでパンツを履かせて下半身だけ土台にセット したのですが、フィット感が悪いんだろうと思い下半身を ぐりぐりと回しながら土台にセットしようとしていると、 なぜだかハナ子の下半身は土台から外れてしまったのです。 土台の棒に足裏を差し込んでるのにどうして?と思って 見てみると、土台の差し棒が金属疲労のせいか、もしくは 寿命だったのか折れていました。 後任は上半身のキャミソールを着せようと必死になって いたところにこのトラブル、えらいことをしてしまったと 焦りながら後任に事情を話すと後任もびっくりしまして、 とりあえず何とかしようとすったもんだやったのですが、 土台のほうは再起不能でした。 冷や汗たらたらなりながら、演出コーナーからハナ子が いなくなるとこれまた殺風景になるのでどうにかしないと と売り場を見渡すと、ちょうど視線の先の柱周りにハナ子 の姉的存在であるレイ子がいましたので、レイ子にこっち に来てもらい、レイ子がいたところにはたまたま今日展示 予定だった販促物を並べることで、とりあえず繋ぎをする ことにしました。 ただ、店の人には今日ハナ子の着せ替えをしますと大きな ことを言って登場したのに、そのハナ子を倉庫に隠して 店頭から消えていますと不審に思われてしまうため、まず 担当者のほうにハナ子がずっと立ちっぱなしで疲れたと ストライキを起こしちゃいましたと言ってから、本当の 理由を説明してまた土台を用意する旨を伝え、次にハナ子 の服を用意してほしいと僕に依頼してきたその売り場の リーダーのほうにも同じように説明しました。 担当者にもリーダーにも説明しているときに後任は僕の 後ろで話を聞いていたのですが、目を白黒させていたのが 僕の無茶振りなストライキの話もさることながら、お店の マネキンと言わずにハナ子だのレイ子だのでみんなに何の ことかが通るというのに驚いていました。 考えてみればそうした愛称とかも担当者レベルまでの話 ならジョークで通じたりもしますが、売り場のリーダーに までそれで通じるって他のお店ではなかなかあり得ない ことだなと。 まぁ、もともとそのマネキンの名付け親が、その売り場の 前のフロア長だったので、みんなそれで通しているのです が、そう思うと改めていい雰囲気のお店を担当させてもら えたんだなぁと実感してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.10.17 10:31:56
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