灰色の空のむこうには…

ちょっと今日ショッキングなことがありました。


先日の日記で担当店の引き継ぎの話を書きましたが、当然
後任に店舗を引き継ぐということは新しいお店を担当する
ことになりまして、今日初めてそのお店に１人で行ったの
です。

僕の所属する法人担当は３法人さんを担当していまして、
これまで僕は６年ほど同じ１法人さんを担当していたの
ですが、、この１０月より関東系のもう１法人さんのお店
を２件だけ担当が増えることになりました。

入社してからは比較的異動ばかりしていまして、５年目に
してようやく１法人さんに落ち着いたのですが、掛け持ち
とはいえ新しくもう１法人さんを担当するということで、
やはり法人さんが違えば文化が違うためにいろいろと先輩
にリサーチをしていましたが、これまでは前任と一緒に
回っていたので１人になれば対応も違ってくるだろうと
予想をしていました。

それが、予想のナナメ上どころか１８０度も違う展開に
なるとは。


営業をしていながら実のところ人見知りをする僕だったり
するので、ドキドキしながら突撃して店に入ったのですが、
お店の人を見かけると早く名前と顔を覚えてもらうように
元気良く挨拶をして声をかけようとすると、一応は挨拶を
返してくれたのですがだいたいが無表情ですーっとフェード
アウトしていくのです。

前任がいたときには手を止めてしゃべりまくっていたにも
関わらず、僕１人だとこの対応って、何か嫌われること
でもしたのかなとこっちがショックを受けてしまいました。

中には挨拶すら返って来ない人もいたりして、どうしたもの
かと途方に暮れたりもしたのですが、どんな仕打ちを受け
ようと仕事は仕事とやらないといけないことがあったので、
手が空いてそうな人に声をかけると、フロア長しか判断が
出来ないのでわからないという返答。

って、一応関係の担当者の人に声を掛けたというのにその
返答って、確かに法人さんによっては上の人が判断する
ところもあるので仕方ないですが、今日はフロア長が休み
でどうすりゃいいんだと思いつつも、まずはお店の中に
何があるか覚えないことには何も出来ないと、店内を見さ
せていただきますと何人かに声をかけて、じっくりと観察。


その間、誰も僕に声をかけてくることなく、たまたま僕が
店の中にいると、僕も知ってる他のメーカーのセールス
さんが声をかけてくれたので、うれしくてしゃべりまくって
しまいました。

ちなみにその気まずい中でお店の中に３時間ほど居座った
のですが、一番しゃべったのがそのセールスさんで次に
お客さんという状態ですから、どれだけ孤独の中で過ごした
ことか。

会社に帰って、みんなにあんな感じなのですか？と聞くと
乙女先輩があの法人さんはみんな人見知りのロボットだから
あまり気にするなと。

言われたことだけを機械的にこなしている人が多く、逆に
あまりメーカーとしゃべってたらメスが入るという法人さん
だと聞かされたのですが、関西系の法人さんばかり担当して
きた僕にすればかなりのカルチャーショックでした。


まずは人間関係が出来ないことには何をするにも話が進ま
ないということで、何回も顔を出さないといけないかと思う
のですが、いきなりの洗礼に心が折れてしまい、かなり
堪えてしまいました。

まぁ、先輩たちもそういう環境を乗り越えて担当している
ので、僕も頑張らなきゃと某アニメの主人公のように逃げちゃ
ダメだと唱えながら明日もお店に行って、攻めてみたいと
思います。