灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにお店回りをしていましたら、たまたま
仕事の話をしようとしていた担当者がクレームにハマって
いまして、ちょっと今はムリだと言われてしまいました。

見たところ雰囲気でお客さんが絡んでいるクレームみたいで、
こりゃ時間がかかるかなぁと思ったのですが、どうしても話
をしないといけない件があったので、一段落するまで待つ
ことに。


待っている間に店内をうろうろしていますと、なぜだかレジ
裏にあるカウンターの上に日付がくるくると回せるお店の
ハンコが中途半端に分解されて無残な状態に。

誰かイヤなことがあってストレスで八つ当たりしたのかなと
思いながらも、月の部分の日付のラインが切られていまして、
こりゃ修復不能かと見ながら何があったのかレジにいた人に
聞きますと、そのクレームにハマっている担当者の人が日付
を回すところにこびりついたゴミを削り取ろうとカッターを
使ったら、間違って月の部分のラインを切ってしまったとの
こと。

で、レジが空いているときに何人かが直そうと挑戦していた
のですが、なかなかうまくいかないということで、待つだけ
というのもアレなので、僕も直すのにチャレンジすることに。


結果、いろいろと紆余曲折がありましたが、何とか直して
しまいました♪

というのも、そもそも分解されていたのが中途半端な感じに
なっているのに違和感を感じまして、どこまでバラせるかを
やってみますと、とことんまで分解出来たのでどこが具合が
悪いのかを見てみると、切ったラインはゴムのようにギリ
ギリの長さで作られていたのです。

そこをどうフォローしようかと悩んでいたのですが、どうせ
失敗したら廃棄しかないため、ダメ元でゴムの部分を張った
状態で瞬間接着剤をつけてみますとうまく接着出来ました。

僕の中では、ひょっとしたら接着したところとそのゴムが
張っている部分がくっついてしまうかと心配していましたが、
実際くっついたのはくっついたのですが、丁寧にカッターで
その接着部分を削って回せるように出来たのです。


で、ハンコ直しに格闘しているときに担当者のクレームは
一段落しそうになっていたみたいで、ちょうど組立て直して
微調整を行う前に担当者の人が空いたので仕事の話が出来る
ようになり、ついでにハンコを直したことを伝えますと、
さすが！と喜んでいただけました。

他にレジ周りにいた人たちにも直せたのですか！と驚かれて
しまったのですが、自分で直しながらもアレなのですが、
たいていのお店で何かトラブルがあったら手伝ったりする
何でも屋さんのことをしているっていうのも、だたの営業
に過ぎないのにどこを目指しているのか帰りの車を運転
しながら脱力してしまいました。