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カテゴリ:映画な話
レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 信念さえあれば、希望は消えません 80万の曹操軍をわずか5万で迎え撃つ劉備・孫権連合軍は、 軍師・孔明の知略と指揮官・周瑜の活躍でどうにか撃退に 成功する。思わぬ大敗にも依然圧倒的な勢力を誇る曹操は、 2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍する。 そんな中、曹操軍には疫病が蔓延してしまうが、非情な曹操 は死体を船に積み、連合軍のいる対岸へと流す。これにより 連合軍にも疫病が拡がり、ついに劉備は自軍の兵と民のため 撤退を決断する。ただひとり戦地に残り、周瑜とともに戦う 道を選んだ孔明だったが、劉備軍が持ち帰ったことで生じた 矢の不足の責めを問われてしまう。すると孔明は、周瑜に 3日で10万本の矢を調達してみせると宣言するのだった…。 前編がかなり面白かった印象があったので期待して見たの ですが、何だかもったいない映画だったように思います。 赤壁の戦いといえば、三国志の中では最大の見せ場なのです が、正直なところ盛り上がりというかドラマ性に欠けていた ような。前編は登場人物のキャラクターの紹介があったので かなり躍動的に描かれていたのですが、本編は史実をなぞる 必要性があったためか、確かにラストの戦いはド迫力では あったのですが物語自体はかなり淡々としていてそれまでの キャラを活かせておらずもったいない感じがしました。 周瑜が主人公である以上は仕方ないのですが、小喬がムダに 物語に絡んできては赤壁の戦いから脱線していったりして、 あれだけスケールの大きな戦いだというのにあくまでも肝心 な戦いはあっさりと描かれているだけで終わってしまい、 三国志の魅力といえば個々の将軍の生き様と戦いっぷりが 周瑜と小喬に追いやられてしまって、ファンにとってはかなり 不完全燃焼な映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.26 18:51:24
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