灰色の空のむこうには…

珍しいことに、会社で僕の隣に座っている乙女先輩がマスク
をしてました。

今まであまり風邪をひいたというのを見たことがなく、先日
もウォーキングの帰りにここ数年風邪をひいたことがないと
言ってた先輩だけに、どうしたんだろうと思って聞いてみる
と風邪をひいたと。


何でも水みたいな鼻水が出ては止まらず、何だか鼻とのどが
繋がっている部分がいがいがとして気持ち悪いということ
でしたが、ひょっとしてそれって花粉症じゃないですか？と
言うとばっさりと否定されてしまいました。

これは風邪やし、と言い張っていましたが、最近の病気は
対応を間違えるとえらいひどい目に合ってしまうので、さく
さくっとネットで検索して花粉症の症状を調べると、風邪の
鼻水は粘着性があり花粉症の鼻水はさらさらと水のようで、
その違いが判断基準だとありました。

ちょうどその記事を見つけたときに乙女先輩が席を外して
いたのですが、席に戻ってきてからその記事を見せますと
ピンポイントで花粉症の症状に一致していたというのに、
それでもまだ風邪だと言い張ってました。


移動には箱のティッシュを持ち歩きながらも、風邪の薬を
飲んでなさそうで、頑なに花粉症は否定してましたが、僕
もそうですがやはりなったものは仕方ないにせよ、花粉症
と自分で認めるって難しいものですよね。

これから一生、このシーズンは悩まされると思えば、この
症状も一過性の風邪だと思うほうが気が楽にはなるのですが、
来年からもこの症状に悩まされるかと思えば発症前に対策
することでマシには出来ると思うのですが。

かくいう僕は花粉症ではないのですが、慢性鼻炎のアレルギー
体質のため、年がら年中鼻水をすすっているため、特にこの
時期に鼻水が出ようと花粉症とは認めず慢性鼻炎ですと言い
張っているので似たようなものかもしれませんが、なかなか
自分で症状を認めるっていうのは難しいものですね。