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カテゴリ:映画な話
ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ スタンダード・エディション もう1度だけ、人を信じてみませんか? ライアーゲームの決勝戦は準決勝までを勝ち残った精鋭11名 によって争われる。そのゲームの名は“エデンの園ゲーム”。 優勝賞金は、50億円。そして、ゲームのテーマは“信じあう 心”。 プレイヤーは赤、シルバー、ゴールドのリンゴいずれかに投票 し、もし全員が赤を選べば全員にプラス1億円が入る。しかし、 一人でも違う色を選べば、赤に投票した者はマイナス1億円、 赤以外に投票した者はプラス1億円となる。それを13回繰り 返し、最終的な獲得賞金の多寡で勝者が決する仕組み。ナオは、 全員が13回とも赤に投票すれば一人13億円を手にできると 主張、プレイヤーの結束を訴える。しかし、ファイナリストの 中には最強の刺客“プレイヤーX”が潜んでおり、百戦錬磨の プレイヤーたちがナオのバカ正直な訴えに素直に従うわけも なく…。 ドラマシリーズが映画化された本作ですが、2期あったドラマ の2期目だけはチェックしていたので、ファイナルステージから どうエンディングを迎えるのか楽しみに見ました。相変わらず、 よく考え抜かれたゲームでのプレイヤーたちの駆け引きは、 ヒロインのナオがバカ正直なため冷や冷やさせられましたが、 なかなかトラップとギミックに富んでいて面白かったと思い ます。 このドラマはそんなスリルがありながらも、テーマとして極限 状態に置かれた人間の欲望を克明に描き出していて、人はどこ まで自分の欲に対して無情になれるのかをプレイヤーの数だけ 描き分けているのは人間観察としてとても面白い作品です。 そんな欲望渦巻く中でも、ただ1つの光として真っ当な道を説く ヒロインの姿が滑稽でありながらも美しく、そうして生きる こと人が持っている心の素晴らしさをも同時に描いていると いう、相反する二律背反な人間の側面を描いた作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.30 12:12:26
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