灰色の空のむこうには…

僕が発見したら無条件に買うジャンルの本というのがいくつ
かあるのですが、その中の１つに城の本があります。


先日たまたま本屋さんに行ったときに見つけた歴史の雑誌が
僕の興味のある零戦特集だったのでその本を買ったのですが、
パラパラっとその雑誌を見てましたら「戦国武将の城」と
いう特集の別冊誌の発売予定があるとの広告が。

この歴史雑誌にはこれまでも「戦国武将の城」と題しての
保存版特集が今までに２回発売されてまして、１冊目の本が
「戦国武将の城入門」で２冊目の本が「戦国武将の城」と
いうものです。

だいぶ前に買ったはいいのですが、まだ流し読みしかして
おらず積まれていた本だっただけに、このたび新しく発売
される城の本が「完全保存版」と銘打たれていましたので、
完結として新しく３冊目が発売されるんだと、これを機会に
「戦国武将の城入門」を読み始めたのです。


で、その「完全保存版」の城の本を今日見つけたので買おう
と思ったのですが、パラパラっと立ち読みしたところなぜか
今読んでる「入門」と同じ特集があったのです。

まぁ、入門編の城の基本情報がそこには書かれていたので、
同じシリーズなのでたまたまわかりやすく参考として出てた
のかなと思いながら他も読んでますと、「入門」のほうは
まだ４分の１も読んでないというのに、そこと同じ特集が
次から次へと。

歴史雑誌でこの「完全保存版」の広告を見たとき、特集の
内容紹介はこれまでの２冊にないものだったのでまったくの
別の企画だと思っていたのですが、何だかあやしい雰囲気を
感じましたので、目次のところを隅から隅まで呼んでますと、
小さい字でこの「完全保存版」は過去に発売した２冊の本を
再編集したものだという文字が。


僕の手元には途中まで読んでいる「入門」の本があったので、
その発売年月を見たら案の定そこに記載されている日付でした。

これってひょっとしたら僕の家にあるもう１冊の本との２冊
で再編集されたものかもと思い、その発売年月をチェック
して帰ってから確認しますと、これまたビンゴでした。

いやはや、いつもなら見つけるだけで迷わず買うというのに、
今回は家まで待ちきれずにどんな特集かなと流し読みをして
みたのがセーフティでした。


それにしても内容紹介では全然別物だったというのに、中を
開けてみれば再編集したものっていうのが城好きの僕には
新しいものが読めると思っていたのでガッカリだったのです
が、逆に考えると前に発売された２冊の本は完成度が高い
ために別冊が発売されたんだと思えばまだ読み終えていない
２冊を楽しみに読むことにします。