灰色の空のむこうには…

今日もいつものように乙女先輩とウォーキングして帰った
のですが、なぜか今日は鶴見緑地の中を通って帰ろうと
いうことになりました。


会社から見て帰る方角は左上のほうになりまして、いつも
ある程度左に向かってから左斜め上のほうに歩いて帰って
いるのです。

まぁ、このコースのほうが斜めに向かって歩いているのです
から何だか近道してるような気もしますし、歩いて帰って
いる途中にコンビニがあったりするので寄り道したりする
ことが出来るのでこちらの道をメインにウォーキングして
帰っています。

これが鶴見緑地を抜けて帰るとなると、会社から左斜め上
の方向に歩いて抜けていき、途中の公園の出入り口から左
に向かって歩いていくというもので、あまり距離的には
普段の道と変わらないといえば変わらないのですが、あまり
そっちから帰らないのはコンビニなど寄り道するところが
ないためだったりします。


まぁ、乙女先輩からの突然の申し出だったのですが、僕的
には別にどっちから帰ろうがあまり変わらないのでたまには
気分を変えて歩くのもいいかなと思っていたのですが、これ
がとんでもない勘違いだと後で気付くのでした。

というのも、この出入り口のある場所なんですが、方角的
にはこっちだとわかっているのですが、僕も先輩もそんなに
通ったことがないので詳しい場所までは知らなかったのです。

そのため、僕が緑地公園マップを見てナビをすることになった
のですが、この付近が地元の先輩は僕が指差す高台に向かう
のはおかしいと言い出しまして、周りの景色を見回したところ
出入り口付近に公園内にあるキャンプ場はなかったから行き
過ぎているということで戻ることになったのです。


いくら地図を確認したとはいえ、地元の人に比べれば自信が
あるわけでもないため、こっちだと言われればそうも思えて
くるためにその通りに道を戻ってみますと、何だか出入り口
っぽいのが全く見当たらず余計にうねうねとした道を進む
ことに。

これはおかしいなと思いながらも、とりあえず緑地の外側を
目指そうと歩いていますと、外側の道沿いはすぐに見つかった
のですが、その沿いに歩くと上のほうに大きな歩道橋が。

そういえば、緑地からの出入り口って歩道橋だったような気
がしてきまして、あれだと思ったはいいのですが、残念なこと
に外周の道はその橋には接続されておらず、もう１度元の道
を戻ることに。

結局、再度地図を確認して歩道橋への道を歩いていますと、
ここさっき通ったなという風景が見えてきたかと思えば、僕
がこっちじゃないかと思ったすぐのところに歩道橋があり
ました。


地元に住んでる人でさえ、歩いているうちに道がわからなく
なる鶴見緑地って、どれだけ迷路のつくりなんだか。

確かに緑が多く、景色としては堪能できるものがあるのです
が、どこも似たような景色でこれといった目印がないのも
困りもので、何度歩いていても自分がどこを歩いているのか
わからなくなってくるという不思議なところです。