|
カテゴリ:本の話題
STEINS;GATE 円環連鎖のウロボロス1 これは個人的なポリシー。 これまでの自分を否定したくないの。 私がこれまでに蓄積してきた人生はたかだか 十八年だけど。 たとえ失敗ばかりだったとしても、それを含めて 今の自分があるんだから。 秋葉原の地を舞台に、狂気のマッドサイエンティスト「鳳凰院 凶真」…を自称する厨二病大学生、岡部倫太郎の時空を超えた 物語が始まる。過去に送信できる「Dメール」が引き起こす、 原作ゲームと似て非なる世界線の目撃者となれ! ―ああ、すべては「運命石の扉」の選択のままに。 ―エル・プサイ・コングルゥ―。 僕はバリバリ文系の人間なのですが、数式や理論などには興味 はなくても意外に理系の話なんかも好きでして、トンデモ科学 なんかはかなりヒットしたりします。この本の主人公はマッド サイエンティストを自称する厨二病だったのですが、ひょんな ことで過去に送信出来る、ある意味タイムマシンな機械を発明 することで、主人公の周りにはいろいろなキャラが集まり物語 は展開していきます。 スタートからいきなり謎の多い展開で、過去へとメールを送る ごとに少しずつ世界線が変わっていくのを主人公と同じ視点で 追体験していくのはすごくワクワクしてしまいます。送った 本人にとっては個人的な過去の改変でも、それから派生して 現在が大きく変わっていくということに疑問を感じながらも 作り上げた機械により、怒涛ながら驚愕のラストへと突き進む 先の全く読めない作品となっており、次巻がどうなるのかも さることながら、本巻は1巻目だというのに560ページの ボリュームなので次巻はどれくらいの分厚さかというのも気に なるところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.13 18:38:36
コメント(0) | コメントを書く
[本の話題] カテゴリの最新記事
|