灰色の空のむこうには…

今日もいつものように店回りをしてますと、夕方に寄った
お店で店長がありえんわ～、と言ってさっき起こった偶然
の出来事を教えてくれました。


午前中にお客さんのところに配達商品があったので持って
行ったそうなのですが、あいにくお客さんが留守だった
ため連絡先に電話したところ当然のことながら留守電だった
ので伝言を残しておいたそうです。

するとしばらくしてそのお客さんから電話がかかってきた
そうなのですが、お客さんが言うにはそんな商品を買って
いないとか。

何が何やらさっぱり理解出来ない店長は、お名前を確認する
と間違いないし、連絡先を確認するとこれまた間違いなし
で、住所を確認したら違うということが判明したのですが、
これってどういうこと？とちょうど販売した人が休みだった
ので店長としてはどうにも動くことが出来ず、とりあえず
電話をかけて来て下さった人には丁重にお詫びをすると、
その人は何かのイタズラをされたかと思ったらしく電話
してきたみたいでしたので、問題なく終了したのです。


そうなると、この商品は誰が買ったのかということになる
のですが、とりあえず住所はあるけどひょっとしてイタズラ
かと思っていたところ、お店に電話がかかってきたのがその
お客さん。

あまりのタイミングの良さに店長は再確認させてもらった
みたいなのですが、電話番号の数字が７と２の１つだけ
違ったそうで、たまたま電話してきてくれた人と全くの
同姓同名だったそうです。

しかもその買っていただいたお客さんが電話してきた経緯
というのが、先ほど電話をかけてきてくれた方が歯医者さん
をされていたそうで、たまたまそこにお客さんの息子さんが
行ってたらしく、この一連のイタズラ騒ぎを聞きつけて
お客さんが気付いたそうです。


結局のところは夕方過ぎに再配達となったみたいで、無事
に商品を配達出来そうなのですが、どこまで偶然が重なり
まくった出来事なんでしょうか。

ここまで偶然が続くと、ある意味ミラクルのような気も
するのですが、事実は小説よりも奇なりとは本当に言い得て
妙というものですね。