灰色の空のむこうには…

先週の土曜日に僕が担当しているお店で改装オープンした
ところがあるのですが、この改装スケジュールがかなりの
強行軍でして、改装期間内に準備するものが揃わなかった
ものがありまして、それがようやく入荷したので手直しに
行ってきました。


僕がそのお店を担当してもう７年近くになるのですが、僕
が担当を替わった当時からお店にいるのはもう店長しか
おらず、ずっと見た目も大きくは変わっていなかったお店
なだけに、改装オープン後初めてお店に行きましたら全く
見たこともない知らないお店に変わっていて居心地が悪い
気がしたのですが、お店の人と世間話をする前にお仕事、
お仕事と思い、先に手直しをすることに。

手直しといってもやることは簡単でして、あるコーナーを
目立たせるのに必要な看板を２枚貼りかえるだけで、僕は
ちゃんとお店入れの手配したにも関わらず改装のドタバタ
でそれがなくなったみたいで再度手配することに。

おかげで間に合わせるために無理矢理他のもので代用する
ことになったのですが、今度はそれを貼る什器がオープン
の前日になっても出来上がらなかったのでお店の人にまた
後日入れ替えますので代用を使用してくださいと託してた
のですが…。


看板を貼りかえるだけなので、時間にして５分もかからない
だろうと思っていた僕が甘かったと気付いたのは、代用の
看板を外しはじめたときで、またすぐに入れ替えると伝えた
にも関わらずなぜか両面テープでベッタベタに貼られていま
した。

テープの種類によってはキレイにはがれるものとなかなか
手こずるものがあるのですが、この代用看板に使われていた
テープは後者のもので、テープはおろか貼ったところの看板
の後もかなり残りまして、とりあえず代用の看板は外した
ものの、テープの貼りかすの残骸がすごく残ってしまった
のです。

まぁ、新しく貼る看板を上から貼ってごまかせばいいかと
思ってサイズを合わせてみたところ、前の看板は900サイズ
のものでしたのに、今度は750サイズと若干横幅がミニの
サイズに。

前の代用の看板は嫌がらせのように四方とも両面テープを
貼られていましたので、今度の新しいのを貼ったとしても
テープの貼りかすが見えてしまうわけで、仕方なしにちま
ちまと貼りかすを指で擦って剥がしていくことにしました。


本来ならお店にシールはがしとかいろいろな便利グッズが
あるのですが、残念なことに改装したばかりでどこに前の
備品があるのかわからないと言われてしまったので、泣く
泣く地道に剥がしていくことになりました。

本来なら５分とかからない仕事のはずが、こうしたトラブル
で時間がかかるとは…、と嘆きながらもやらないと終わら
ないのでせっせとやっていきまして、ようやく１枚目が
終わったところでこれまで触れていなかった２枚目のほう
をチェックしますと、やっぱりこちらも四方をがっちがちに
両面テープで貼られていました。


ある意味、肩でぜーぜー息をしているような勢いで、よう
やく２枚目のほうも剥がし終わり、やっと看板を貼るのが
完成したときにはすでに１時間近く経過してまして、指に
ずきずきと痛みがするなぁと思って見ますと、何と指先に
マメが出来てました。

って、両面テープの後を剥がすのにマメが出来るほど強力
に貼りつけるって、何かの嫌がらせでしょうか…。