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テーマ:心のままに独り言(8846)
カテゴリ:ひとり言…
僕の住むマンションは、ただいま絶賛大規模修繕工事中と
なっていまして、今週の月曜からスタートしてだいたい 11月末くらいまで続くそうです。 今はベランダの外に足場を組まれていまして、何やら作業 をされているみたいなのですが、基本的には平日の日中に 工事をするということなので、窓が開けれなかったり防犯 に気を付けないといけないなぁと思うだけで、あまり不便 を感じなかったのです。 それが今日仕事から家に帰りますとちょっと衝撃的だった のが、何とマンションが真っ暗だったのです。 今日は早めに会社から帰れたので19時過ぎに家へ着いた のですが、早いとはいえさすがにその頃はもう日が暮れて いたのでいつもならマンションの入口や廊下など電気が 点いているのに、今日に限って真っ暗。 そこはまだいいとしても、びっくりしたのがオートロック のマンションにも関わらず、なぜだか自動ドアが開いた ままの誰でもウェルカム状態で、セキュリティもあった ものじゃないと思って唖然としてしまいました。 外の街灯や周りのおうちは電気が点いているので停電では ないなぁと思いつつ、ひょっとしてマンション内だけ工事 の影響で電気が通ってないのかと思いながら真っ暗な中、 郵便ポストに入っている新聞を取ろうとダイヤルを回すのに 全然見えないと苦労しながら何とか取り出すことに成功 した僕でしたが、部屋へ行こうとしたときにはっと恐ろしい ことに気付いたのです。 というのも、僕の部屋は5階にありましてエレベーターを 使って部屋まで帰っているのですが、まさかエレベーター も動いていないのでは…。 玄関やら廊下の電気が消えているくらいでは文句は言いま せんが、さすがに生活必須のエレベーターが動いてないと なると話は別でして、すかさず確認に行きますと不思議な ことにエレベーターは動いていました。 それを見まして、ますますおかしいなぁと思いつつ、電気が 点いていないマンションは環境的に危ないなぁと思ったので 管理会社に抗議の電話をしようかなと思いながらボタンを 押そうとすると、タッチの差でエレベーターが上の階へと 上がって行ったのです。 うちのマンションではあまりエレベータースペースで住人の 人に会うことがないので珍しいと思いながら、エレベーター が降りてくるのを待っていますと出てきたのはあまりにも 小さすぎる、おそらく幼稚園児くらいの兄弟でした。 一応挨拶しようとしたのですが、エレベーターからその兄弟 が出てくるときに話していた会話に衝撃を受けてしまい、 思わず恥ずかしくなってしまったのです。 「なぁなぁ兄ちゃん、真っ暗やけど節電してるの?」 マンションの入口の玄関やら廊下は明るいのが当たり前だと 思っている僕としては、真っ暗なことに対してどういうこと だとばかり思っていましたが、まさかこういう発想がある とは全く想像もつかなかっただけに子供の発想は素晴らしい と改めて感じました。 いや、それよりもむしろそういう小さな子供ですら節電と いう言葉を認識している日本人の教育の素晴らしさにも感動 を覚えたのですが。 ちょっとしたトラブルやアクシデントすら前向きに考えら れるその子供たちの発想こそ見習うべきもので、ぜひとも そういうことが考えられる大人にわたしはなりたいと思い ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.29 22:41:03
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