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灰色の空のむこうには…

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2011.10.06
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カテゴリ:ひとり言…
僕は毎朝会社までバスで通っているのですが、この10月
から特に時刻表が変わったということはないのに、なぜか
今週の初めくらいから赤バスを見かけるようになりました。


僕もまだ大阪市内に引越ししてきて間もないのであまり
詳しくないのですが、赤バスとは大阪市営バスが運行する
ワンコインの100円で乗れる小型のバスのことで、基本
は路線で走るのではなくバス停間を決められたルートで
循環して走るバスのことです。

僕の会社までこの赤バスはループして走ってませんので、
これまでもまったく使ったことがないですし、バス停の
時刻表には赤バスの時間なんて書いてないので、ここの
バス停が赤バスが停車するところだったと知ったくらい
です。

確かに普通の路線バスが200円なので、赤バスの運賃は
経済的ですから魅力的なのですが、せっかくの路線も利用
するバス停まで行ってくれないことには全く関係ないもの
でしかなく、赤バスを見かけてからバス停には赤バスの
時刻表はなかったのですが循環する路線図はあったので
確認してみますと、やっぱり僕の利用する区間は走っては
いませんでしたので、せっかく赤バスがあるということを
知ったのもあまり意味がなかったです。


今朝もいつものようにバスに乗ろうと、バスが近づいて
くるのが見えたのでベンチから立ってバス停のほうへと
寄っていきますと、たまたま路線バスの前に赤バスがいま
して、おばさんが先頭にいたのですがいきなり赤バスの
ドアが開いたのです。

まぁ、バス停に人がいたらドアが開くのは当然だと思う
のですが、僕も含めておばさんもびっくりしていたのは、
ちょうど路線バスを見つけたときに前を走っていた赤バス
の行き先を見たからで、そのときは回送だったのにドア
を開けたときはちゃんとループ路線が出ていたからです。

というか、よくよく見ますと赤バスが停まっている間も
行き先の案内板がくるくる回転してまして、結局どこに
行くのかわからない状態で、どちらにせよ僕らが向かう
先には赤バスのバス停はないので違いますと言いますと、
結局のところ僕らがいるのは京阪沿線沿いの旭区のバス停
だというのに、行き先は阪急沿線の十三ループで落ち
着いたところで赤バスはどこかに行ってしまいました。


いくらそれまで誰も乗っていなかったにしても、行き先が
どこかわからないミステリーツアーっていうのは乗る気
になるものではなく、いずれにせよバスを運行している
以上はちゃんと行き先は決まっているはずなのにどこに
行くかお客さんが乗るまで決まっていない自由気ままな
路線っていうのも、どう利用したものなんでしょうか。





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Last updated  2011.10.08 11:05:12
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