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カテゴリ:本の話題
STEINS;GATE 円環連鎖のウロボロス2 すべてに意味があった。無駄なんて、一つも なかった。 俺はもう恐れない。恐れてはいけない。犠牲にした たくさんの想いに報いるためにも、この瞬間に立つ ことができた俺に、誇りと自信を持つ。 「跳べよぉおおおおおおおっっ!」タイムリープ・マシンと 化した“電話レンジ(仮)”を使い、岡部倫太郎は「世界」 に戦いを挑む。 ―椎名まゆりに降りかかる悲劇を回避するため。 ―その先に待つ、残酷な真実を乗り越えるために。 というわけで、アニメ版の感想のときに途中経過をちらっと 書きましたが、892ページに及ぶ2巻をようやく読み終え ました。正直、1巻を読んでいたときはただの能天気な空想 科学でしかなかったのに、2巻になるとここまでハードな 展開になるとは全く予想できず、一難去ったかと思えばまた 一難的な某海外ドラマのような次から次へと手に汗を握る 連続かと思えば、1巻から読み進めていく間にちょっと疑問 に思えるような伏線も最終的には回収されていまして、これ ほど引き込まれる作品は類を見ないと思います。 アニメではビジュアルでこの物語の妙を感じましたが、文庫 ではキャラクターの心情が余すところなく描かれていまして、 よりこの世界観に深く入り込むことが出来たように思います。 さすがに上下巻合わせて1500ページくらいの大作なので 読むのに抵抗があるかもしれませんが、ページが多いのも 忘れさせてくれるほど先の展開が気になる素晴らしい作品 でしたので、ぜひともオススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.15 15:35:06
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