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STEINS;GATE 蝶翼のダイバージェンス:Reverse 人はひとりではない。 誠意ある生を送ってきたのなら、必ず助けて くれる人間がそばにいる。 父親との和解におとずれた「ラジ館」で、牧瀬紅莉栖は命を 落とした。名も知らない、白衣姿の男の腕の中で――。そんな 生々して夢に違和感を覚えながら、講演のために秋葉原を おとずれた紅莉栖。彼女はそこで、「お前は刺されたはずだ」 と喚く白衣の男、岡部倫太郎と出会った…。 アニメ版や小説版のシュタインズ・ゲートを読んで以来、その 世界観にハマってしまった僕ですが、いわゆる主人公目線では なくヒロイン視点であるスピン・オフ的な本作を見つけたので シュタイン熱も冷めやらぬうちに勢いのまま読み終えました。 物語としてはまだまだ導入部にすら至ってはいないところでの 終了となりましたが、厨二病な主人公と違って計算と理論の 頭脳派なヒロインの内面を描いているだけあって、この世界を 違った側面で見ることが出来てなかなか面白い作品ではないか と思います。 アニメも小説も読んでいたときにはまったく気付かなかった のがヒロインの独白でして、この人の話を全く聞かない主人公 との付き合い方が慣れるまでいかに大変なのかとか、他の個性 が強いラボのメンバーなと、主人公視点ではすでにいるので 当たり前のように認識されていたことも、新しく参加となった ヒロインからすればとにかく観察になるので主人公とは違った 見方で認識するということもあり、シュタインズ・ゲートの 世界がさらに広がった感じがしまして、次巻から本格的に動き 出す展開が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.06 22:30:56
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