灰色の空のむこうには…

今日もいつものようにお店回りをしていまして、あるお店
でバックヤードの入口で社員さんと立ち話をしていました。


そのバックヤードの入口っていうのが両開きで押しても
引いても開けれる典型的な従業員専用通路の扉でして、
その扉のバックヤード側で話していたのですが、その扉の
小さな窓からはっと気付いたときには店のほうからパート
の女性がものすごい勢いで走ってきてたのです。

というのもお店の人がお客さんに言われてバックヤード
にものを取りに行くとき走っていくのは普通の光景で、
そのままの勢いで扉にぶつかって開けていくのはよくある
こと。

そのとき僕は扉側に立っていて、お店の社員さんは扉から
隠れた壁側に立っていたのでもちろん窓から見えない社員
さんは気付くべくもなく、僕も気付いたのはもう目の前で
これは扉を押し開けられるとともに僕は激突するしかない
と、ある意味その瞬間からパートさんの走る姿がスロー
モーションに見えました。


で、ぶつかると思った瞬間に思わず声を出してしまったの
ですが、いつまでたっても扉の衝撃はやって来ず、そんな
僕のリアクションを見て話していた社員さんは何が起こった
のかわからず固まってる扉の向こうでは、パートの女性が
大笑いしてました。

パートの女性は休憩に行こうとしたところ、扉の窓から僕
の姿が見えたそうで驚かそうと突進してきたんだとか。

正直こう言うと失礼かもしれませんが、その女性のパート
さんは結構がっちりとしたガタイの体型の方だったので、
そんな方が突っ込んできてぶつかったりした日にはある意味
シャレにならないような、ひさびさに本気でびっくりした
ドッキリでした。