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カテゴリ:映画な話
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない 定時なんてもんはなぁ、都市伝説だ、ばぁか! 高校を中退し、8年間もひきこもりをしていたマ男は、母の 死をきっかけに就職活動を開始する。何社も落ちた末によう やく就職したのは小さなIT企業“黒井システム株式会社”。 しかし喜びも束の間、そこは想像を絶する“ブラック会社” だった。入社早々ありえない量の仕事を押しつけられ、 サービス残業や徹夜は当たり前。世間の常識が一切通用しない クセ者揃いの上司や同僚に囲まれ、奴隷のように働くマ男 だったが…。 本作品の原作となったスレも、それを文庫化した作品も見て 面白いと思ってたところの映画化だったので、このスレに登場 する個性豊かなキャラがどのように描かれるのだろうと楽しみ にしていたのですが、若干消化不良な気が。というのも、映画 の尺を考えれば数あるエピソードも削っていかないといけない のもわかるのですが、この映画の肝心な部分である個性的な ブラック会社の社員さんたちの紹介というか、人間関係に仕事 の力量や力関係をもっと描いていたほうが主人公であるマ男が どんな思いで仕事をやってきたのかがもっとわかりやすくなった のではないかと思います。 冒頭にこの映画の台詞から引用した言葉を書いていますが、この リーダーが語った台詞は何度聞いてもすごく印象的すぎです。 この台詞を実写で見たいがためにこの映画を見たようなところ もありますが、オリジナルにはないこの映画のラストにまた 社長が新入社員を採用するくだりがありまして、その一幕を 見終えると本当の意味で誰が黒幕だったのかよくわかるもので あり、ある意味新解釈としては面白い終わり方だったのでは ないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.03 17:59:08
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