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テーマ:心のままに独り言(8846)
カテゴリ:行って来ました
先日一緒にお出掛けしましたコンオレさんに、よく一人旅
をしてあちこちに行っている話を聞かされているうちに、 自分で予定を立てて自分のペースでさくっと旅行に行くのも いいなぁと思うようになったので、一人旅をしてみること にしました。 お城好きな僕としては、せっかく初の一人旅をするならお城 に行こうとどこにしようか悩んでいましたところ、JRの お得なチケットに春の関西1dayパスという、JR西日本 の普通列車の普通車自由席1日乗り放題というのを見つけ まして、せっかくなら西日本の端である赤穂へ、またその そばにお城のある龍野へと行ってきました。 一人旅の良いところといえばやはり自分のペースで動ける ということで、行くからには心行くまで堪能すべく8時大阪 初の新快速で赤穂まで行くことに。 のんびり本を読みながらゆらゆら揺られて、赤穂に到着した のは9時40分過ぎでしたが、充電はばっちりのテンション 上がりまくりで、下調べをした赤穂を満喫するべくさっそく 行動しました。 赤穂の見所といえば、赤穂浪士ゆかりのものばかりなのです が、あまり興味のない僕でもせっかく来たからには足跡を たどろうと駅からお城通りを歩いていますと、息継ぎ井戸や 義士が眠る菩提寺である花岳寺を見学して、いよいよ赤穂城へ。 大手門横にある隅櫓を通って中に入ったのですが驚いたのは、 これまでのお城は大手門から入るときっちりと縄張りされた お城というイメージがあったのに対して、この赤穂城は城内 に入ったはずなのに普通に車道があったり駐車場があったり 芝生があったりと、今って本当にお城の中を歩いてるの?と いう何だか不思議な光景が広がってました。 戸惑いながら歩いてますと、長屋門の奥のほうに御殿みたい な建物が立っていましたので、ここが本丸御殿かなと行って みましたら、そこは赤穂大石神社でした。 あまりにも立派すぎる神社でお参りした後、いよいよ本丸の ほうへと向かったのですが、さすがに近年復元されつつある お城なだけあって、とても美しい白亜の城郭でした。 今回の一人旅で僕がとても良かったなぁと思ったことがこの 本丸門のところでありまして、それはお城で案内をされて いるボランティアの人にいろいろと教えてもらえたということ です。 これまで旅といえば城倶楽部やコンオレさんなど、誰かと一緒 に行ってますとどうしてもそうした地元の人と関わることなく 仲間内での旅を楽しんでしまいますが、今回は僕一人という こともあり、地元のボランティアの方も話しかけやすかった みたいで、思わずおじさんと10分ほど立ち話をしていろいろ と聞かせてもらいました。 塩にまつわる裏話や本丸御殿の間取りを復元したのを見ながら 当時のお殿様の生活を想像したり、他にも赤穂城は作る予定に していたにも関わらず天守は一度も作られなかったなど教えて もらったのですが、何が一番面白かったかと言いますと、普通 そんな地元のボランティアの方でしたらその地の偉人のことは 褒め称えるものだと思うのですが、僕に説明してくれた人は 浅野のお殿様をけちょんけちょんに言ってまして、歴史上の 人物というよりも僕らと同じ目線の人としてどうしてあのような 行動をしたのかを説明してくれたことですね。 僕にとってその普通の人として歴史上の人物を考える視点という のははっきり言って目からウロコな初めてのものであり、浅野の お殿様のバックボーンというか背景をボランティアの方が語って もらううちにお殿様がどうして刃傷事件を起こしたのかという その心境がありありと実感出来まして思わず盛り上がってしまい ました。 それからこのGWでも昨日・今日の2日間と義士祭のときに しか開放しないという二之丸庭園でなぜか貸切で屋形船に乗った 後、念願のお昼御飯を食べに行くことに。 僕のポリシーとしまして、お城の楽しみ方は天守にゆるキャラに ご当地グルメというものがありまして、今回赤穂へ行くにあたり 何かご当地グルメはないかと調べたところ、ネギころというネギ とすじ肉のお好み焼きと赤穂塩ラーメンがありましたので両方 がっつりと2件ハシゴしていただき、心おきなく龍野のほうへ 向かいました。 ここで今回の旅行で唯一失敗したなということがありまして、 僕が大阪に住んでいるので電車は頻繁に来るというイメージ があったのですが、ここは赤穂でそんなしょっちゅう電車が 来ないということでした。 1時過ぎに電車に乗れば龍野には2時過ぎには着くだろうと 踏んでいたのに、実際龍野へと着いたのは3時半前でして、 龍野城の本丸御殿へは5時まで、聚遠亭という庭園は16時 半までと時間は決まっており、龍野城までは駅から徒歩20分、 聚遠亭までは車で10分というハードな距離。 ここまで来てどちらも見ないでは帰れないと、観光案内所で さくっと地図をゲットしてからかりかり歩くこと20分、無事 4時前に龍野城へ到着しました。 無事に龍野城に着いたとはいえ、聚遠亭が4時半までという 時間制限がある以上さくさくっと見ることしか出来ず、また 後で見に帰ってこようとそこから聚遠亭を目指すことに。 龍野という土地は山のふもとにあるため、坂道が多くかなり 起伏に富んだ地形となってまして、聚遠亭も地図ではあまり わからなかったですが、実際は石段を上ったところにあり まして、かなり汗をかきながら息を切らしてしまいましたが、 無事に4時過ぎに到着することが出来ました。 僕は地味に日本100名城巡りをしているので、今回の目的 としては赤穂がメインで、こう言うと申し訳ないのですが 龍野はついでだったのですが、行ってみると龍野はなかなか フリーダムなところで予想以上に楽しむことが出来ました。 何がフリーダムかというと、龍野城内も本丸御殿内も聚遠亭 も無料で好きなところを見放題、人も少なくベンチで自然を 楽しみながらのんびりんぐな気分に浸ることが出来て、コン オレさんが好きそうなとても素敵なところでした。 こうして無事に予定通り一人旅を終えることが出来たのです が、人見知りな僕ですが地元の人と触れ合ったりすることが 出来て、なかなか楽しむことが出来た1日でした。 基本さびしがり屋な僕なので、一人旅はムリかも…、と行く 前は思ってましたが、さびしがり屋だからこそ他の人と話を してみたいと積極的に声をかけたり自分のペースであちこち 行けまして、それにより思わぬ偶然にも出くわすことが出来、 とても良かったと思います。 ぜひともこれを機会にまた一人旅をして、新しい発見をして いきたいと思います♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.01 21:26:12
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