灰色の空のむこうには…

ワンカップ焼酎をこよなく愛する僕は、今日もいつものよう
に乙女先輩とウォーキングして帰る途中にあるコンビニで、
ワンカップ焼酎をゲットしました。

会計を終えて外に出て、ビールを買われた先輩と乾杯しよう
とすると、僕がいつもは１本しか買わないのに珍しく焼酎を
２本買ってたのを見た先輩はどうした？と聞いてこられた
ので、明日の仕事帰りに飲む分ですと答えると気が早いなぁ
と呆れられました。

というのも、明日明後日とお店へ販売のお手伝いに行く仕事
でして、そのお店の近辺にはコンビニもスーパーもあるの
ですが僕の愛するワンカップ焼酎が売っておらず、４０分
ほど我慢した梅田駅に売ってるというもので、駅からお店
まで徒歩１５分もあるものですからとてもガマン出来ないと
いうことで先に買うことにしてるんです。


そんな僕を見た乙女先輩は、ワンカップ焼酎を持っていく
くらいなら節約すればと、以前に先輩のお店の販売応援を
してくれた某先輩の話をしてくれました。

そのお店は駅から遠かったので車で先輩は行ったそうなの
ですが、お手伝いいただいた某先輩を最寄駅まで送ろうと
すると、某先輩はペットボトルをカバンから取り出し水を
飲みだしたそうなのです。

先輩のおうちまでちょっとした距離があったので、わたし
も帰りに自販機で飲み物を買えばよかったと後悔しながら
運転していたところ、某先輩からすっごいアルコールの
臭いがしてきたとか。

すかさず先輩は突っ込んだらしく、某先輩は否定していた
そうなのですが、どうやら自分でペットボトルに焼酎の
水割りを作って持ってきてたそうで、ずんちゃんもそれを
やったらわざわざ買うこともないし経済的やろと言われ
ました。


なるほど～、それは名案だ！と思いながらも、その世界に
足を踏み入れるともはや僕もアルコール中毒の仲間入りに
なりそうな気がして、このラインを跨ぐかどうかが明暗の
分かれ道になりそうな。

休みの日ならまだしも、仕事帰りにペットボトル焼酎は
どうかと思うので、せっかく乙女先輩に教えてもらった
ことですし、何度も途中でコンビニにワンカップ焼酎を
探しに行きますので一人旅のときにでも一度試してみる
ことにします。