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テーマ:心のままに独り言(8842)
カテゴリ:ひとり言…
僕は30数年ほど大阪の枚方に住んでいまして、その間の
交通の足といえばおけいはんこと京阪電車ありきで、どこ へ行くにも京阪電車を利用する生活を過ごしてきました。 そんな僕の耳に飛び込んできたのが、京阪電車のテレビカー が来年の春で引退するとのニュース。 子供心におけいはんを利用して憧れていたのはやっぱり 普段はなかなか乗ることが出来ず、通過するのを見ている だけしか出来なかったコーヒーカラーの特急列車。 今でこそ枚方には特急も停まるようになりましたが、僕が まだ子供の頃は枚方には急行までしか停まらなかったので、 いつも乗るのはグリーンカラーの列車ばかりでしたから 特急には特別な思いがありました。 特急に乗った記憶に残っているのは小学校のときに両親と 一緒に乗ったこと、当時は淀屋橋から京橋までの各駅と 七条から三条までの各駅しか特急は停まらなかったと思う ので、僕や弟くんが憧れの特急に乗りたいからとわざわざ 特急に乗るためだけに大阪京都間を往復したかと思うの ですが、そのときのテンションたるや今でも思い出せる ものです。 中でも一番インパクトが強かったのが何といってもテレビ カーがあったこと、僕がまだ子供の頃はテレビのチャンネル といえばがちゃがちゃ回すもので、まだ子供にとっては 不思議極まりない珍しいものでしたから、そんなテレビが 電車にあるなんて白黒であろうがすごいなぁと思った記憶 があります。 他にもおけいはんの特急を利用していれば終点で当たり前 のように目にしていた進行方向が替わるときに座席シート が自動で向きが変わるシステム、高校時代に終点の淀屋橋 を利用して通学していましたから列車待ちでこの光景を 見るたびによく考えてるなぁと思っていましたが、僕らに とって見慣れたものなのにまさかこのシステムが世界初と いうのを記事で知り驚いてしまいました。 ここ最近は引越ししたことでおけいはんを卒業してしまい ましたが、僕にとってもそんな印象深いテレビカーが来春 に引退というのは何だかさびしいものです。 このテレビカーの特急も40年ほどばかり活躍していた ので月日の経過による廃車は致し方ないものがありますが、 お別れまでにもう1度ぜひとも憧れだったテレビカーに 乗ってみたいなぁと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.07.09 23:57:28
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