灰色の空のむこうには…

先日、たまたま見つけた資格試験がありまして、ぜひとも
僕も受けてみようと思い立ち申し込みますと、受験料を
振り込むように通知が来ました。


その通知にはいろいろな振り込み方が書かれていたのです
が、やっぱり振り込みといいますと銀行が一番便利かなと
思いましたので、ひさびさに行ってきました。

その通知にははじめに振り込み用紙での方法が書かれて
いまして、その次にＡＴＭの方法が書かれていたのですが、
なぜかＡＴＭでのやり方はたった一行だけで振り込み用紙
のやり方に準じるとありまして、この「準じる」という
意味がよくわからなかったので、窓口で振り込むことに。

振り込み用紙に振込先を記入して窓口に持っていきますと、
窓口での振り込みは手数料が高いのでＡＴＭでやられる
ほうがいいですよと、親切に教えてくれたのですが僕と
しては「準じる」がネックになってましたので窓口の方に
聞きますと、おそらく同じことだろうということ。

それなら、ＡＴＭから振り込もうと順番に並んで待って
いまして、いよいよ僕の番というところでＡＴＭでの振り
込み方はいろいろありますが、先ほど教えてもらった一番
お得なキャッシュカードからの振り込みをしようとして
操作している途中で固まりました。


というのも、他にお金を預ける用事があったので銀行の
カードをひさびさに持っていたのですが、カードで振り
込もうとすると暗証番号を聞かれたのです。

さすがに１年ちょっと銀行へは一切行かない生活をして
いますと、いきなり暗証番号を聞かれるとすぐには思い
出せないもので、思わず携帯で確認しようとしてまた
固まってしまいました。

自分ではちゃんとしたところに振り込もうとしていたの
ですが、携帯で電話しながら振り込み画面を操作している
のを傍から見れば、これって振り込み詐欺に引っかかって
いるように見るかも？と。


最近の銀行はコンシェルジュっぽい人だけでなく、必ず
警備員もいるからそんな怪しい行動をしていればすかさず
別室に呼ばれそうだと思った僕は、せっかくのＡＴＭの
画面を目の前にしながらも泣く泣く列を外れて確認の電話
をすることに。

電話での確認終了後に、また１から列に並んで順番に待た
されたのはなかなか虚しいものがありましたが、あえて
自分から紛らわしいことをして他人に怪しまれてもっと
時間がかかることになるよりかはマシだと思うことにして、
いざ順番が来るとドキドキしながらタッチパネルを操作
して無事に振り込むことが出来ました。